AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取ナビ」は、「理想とする高級マンションの条件に関する意識調査」を実施。2025年11月13日~14日の間に、インターネット調査で20代~50代の男女500人から得た回答をランキング化した。


はじめに「高級マンションに住んでみたいと思うか」と聞いたところ、「ぜひ住んでみたい(27.4%)」「ちょっと住んでみたい(55.8%)」が合わせて83.2%と、回答者の約8割が高級マンションに住むことへ憧れを持っていることが判明。

次に「理想とする高級マンションの条件」を聞いたところ、ランキング1位の条件は「共用設備が充実している」(38.8%)であった。以降、2位「眺望がいい」(28.4%)、3位「防犯性能が高い」(28.0%)、4位「防音性能が高い」(27.4%)、5位「立地がいい」(20.0%)、6位「コンシェルジュがいる」(18.2%)、7位「スペースに余裕がある」(16.6%)、8位「デザインに高級感がある」(11.6%)、9位「高層マンションである」(9.2%)、10位「住宅設備の質が高い」(7.8%)と続く。

この質問からは、理想の高級マンションに暮らしやすさと特別感が求められていることがわかる。「共用設備」「防犯」「防音」などは、安心して快適に暮らせる住環境を整えるための設備である一方、「眺望」や「デザイン」といった条件は、日常に特別感を与え、豊かな気分を味合わせてくれる。

1位となった「共用設備が充実している」と回答した人からは、欲しい共用設備として挙げられたのは「ジム」「スパ」「ラウンジ」「ロビー」が多く、他に「ゲストルーム」「屋上テラス」「図書コーナー」が挙げられた。さらに、共用設備に住民同士の交流の場となる機能を求める声もあった。

また、「高級と感じるマンションのポイントは何か? 」と聞いたところ、「デザインに高級感がある」が最も多く、44.6%が回答。続いて2位「価格が高い」(33.2%)、3位「住民の雰囲気がいい」(23.0%)という回答が寄せられた。4位以降は「立地がいい」(17.8%)「防犯性能が高い」(13.4%)、「スペースに余裕がある」(13.0%)、「高層マンションである」(11.4%)、「コンシェルジュがいる」(9.0%)、「教養設備が充実している」(6.4%)「眺望がいい」(5.4%)となっている。

見た目の上質さや機能性などの特徴といったハード面だけではなく、「コンシェルジュがいる」「住民の雰囲気がいい」といったソフト面についても、消費者が高級感を抱く根拠になっていることがわかる。
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