ジャストシステムは11月25日、日本語ワープロソフト「一太郎2026」シリーズを発表した。あわせて、日本語入力システム「ATOK Passport」が晴れてArm版Windowsに正式対応することも発表。
Snapdragon Xシリーズのプロセッサーを搭載したノートPCでも、ATOKを用いた文字入力が可能になる。

一太郎2026シリーズの発売や、サブスクサービスのATOK Passportのアップデートは2026年2月6日。

一太郎2026シリーズは、スタンダード版「一太郎2026」と付加機能充実版「一太郎2026 プラチナ」の2種類を用意。音声入力・文字起こし機能を大幅強化して、話し言葉の学習やノイズ除去機能などを搭載するなどの改良を加えた。希望小売価格は、それぞれ28,600円、48,400円。

日本語入力システム「ATOK Passport」は、生成AIを活用した文章作成アシスタント「ATOK MiRA(エイトックミラ)」を搭載し、利用者に合わせた文章を提案するようにした。また「ビジネス文章形式に」「より詳細に」といった指示を選ぶだけで、文章の推敲や要約、書き換えを可能にした。

特に注目したいのが、Arm版Windowsにネイティブ対応したこと。これまで、Qualcomm TechnologiesのSnapdragon Xシリーズのプロセッサーを搭載したArm版Windows 11ではATOKが使えなかったが、今回晴れて対応する。コーレルのParallels Desktopを導入したMacのWindows 11でも、同様に対応するとみられる。
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