フルリノ!が実施した「リノベーション満足度調査」によると、実に5割の方々がリノベーションで後悔があると回答。費用が高額になるケースも珍しくないリノベで、多くの人が失敗しやすいポイントは何なのでしょう? そこで調査結果を紹介しながら、リノベで失敗しない秘訣をわかりやすく解説します。


フルリノ!が実施した「リノベーション満足度調査」によると、実に5割の方々がリノベーションで後悔があると回答。費用が高額になるケースも珍しくないリノベで、多くの人が失敗しやすいポイントは何なのでしょう? そこで調査結果を紹介しながら、リノベで失敗しない秘訣をわかりやすく解説します。

リノベーションで後悔したポイントは?

上記の調査は、住まいのリノベーションをした経験のある人を対象に、リノベーションの満足度を尋ねたもの(インターネット調査、対象は102名、期間は2025年2月21日~3月13日)。

リノベーションをして後悔したポイントを聞いたところ、1位は想定より費用が高額になったこと、2位は複数の会社を比較しなかったこと、3位は工期が予定より長期化したことという結果になりました。

一方、49%の方は「後悔はしていない」と回答したことから、約半数は満足のいくリノベを実施できたことが伺えます。
リノベーションにかかった費用は?

リノベーションにかかった費用で、もっとも多かった回答は300万円以下、次いで500万~1,000万円、300万~500万円と続きました。1,000万円以上を合計すると20%ほどを占め、かなり高額な費用をかけた方もいるようです。

リノベーションやリフォームの予算感は年々上昇しており、これは新築の物件が高騰して購入しづらくなっているから。分譲マンションでも一戸建て住宅でも、中古物件を購入してリノベーションする――というケースが増えています。
○もっとお金をかければよかった!

生活の利便性に直結する部分について、もっとお金をかけるべきだったという意見が多く見られました。具体的には、キッチンや浴室など水まわり、丈夫で長持ちする素材、収納スペースなどです。

これらは毎日使う設備であり、簡単には変更できないからこそ、できるだけ理想に近い状態にするべきかもしれません。

○もっと節約すべきだった!

逆に、もっと節約すべきだったポイントとして多かったのは、デザイン性や高級素材へのこだわりです。壁材や床材のデザインにこだわり過ぎて、実際に高級感は出たものの、普段の生活ではそこまで重視する必要はなかったという意見が見られました。

費用がかかる割にはあまり満足度が上がらないこともあるため、実用性とのバランスを考えて決めたいところ。とはいってもカタログやモデル設備を見ていると、なかなか割り切れないこともありますよね。この自制心が最大のポイントかもしれません。
リノベーションで後悔しないための要注意ポイント

アンケート結果などをもとに、リノベーションを成功させるためのポイントをまとめてみましょう。
○理想の暮らしをイメージする

リノベーションで失敗しないためには、どのような空間でどのような生活を送りたいのか、理想の暮らしをイメージすることが肝心です。以下のように、できるだけ具体的にイメージしてみましょう。

陽光をたっぷり取り込みながらも二重窓で断熱性も高めたい
アイランドキッチンにして開放感を演出したい
シックな色合いのワークスペースでリモートワークに集中したい

○優先順位を決める

リノベーションで理想を実現したいと思うばかりに、あれもこれもと手を付けてしまうケースは少なくありません。結果として費用が高額になってしまう可能性があります。

こだわりたい箇所をしっかりリノベーションするため、優先順位を決めておきましょう。デザインはある程度妥協するが機能性は落とさないなど、優先順位の高いポイントにお金をかけることで満足度が高くなります。

○予算に余裕を持たせる

リノベーションは思っていた以上に費用がかかりがち。予算をオーバーしてしまうケースが多く見られます。想定以上のお金を費やしてしまうと、満足度が下がるかもしれません。

総額でいくらまでならかけられるか、ローンを組む場合はどの程度の返済額なら無理がないかなど、ゆとりをもって決めておきましょう。
○複数の業者を比較すること

リノベーションは通常、人生で何回も行うものではありません。よって、工事費用の相場がよくわからない方も多いのではないでしょうか。

不当に高額な費用を支払わないためにも、事前に複数の見積もりを取ることをおすすめします。また、相場感と比較して大幅に安い業者やプランには落とし穴が潜んでいる可能性があるため、注意が必要です。

安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。
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