CS・フジテレビTWOでは、木村拓哉主演の映画『教場』が2月20日に公開されるのを記念し、木村の出演ドラマから当時一大ブームを巻き起こした作品を厳選して3カ月連続で放送。ラインナップは『ロングバケーション』(1996年)、『ラブ ジェネレーション』(1997年)、『HERO』(2001年)、『ドラマレジェンド「HERO」スペシャル』(2007年)、『HERO』(2014年)の全5作品で、いずれもCS初放送となり、同チャンネルで木村の出演作を放送するのは初となる。


いずれも配信サービスで視聴可能な作品ではあるが、“決まった時間に始まる”という体験ができるのは久しぶり。録画視聴ができる点も見逃せない。90年代~2010年代の名作が一気に楽しめる貴重な機会で、当時の記憶がよみがえるファンも多いはずだ。

『ロングバケーション』は木村の連ドラ初主演作で、「月曜日はOLが街から消える」と言われたほど社会現象を起こした作品。山口智子演じる南と瀬名(木村)の“ひとつ屋根の下”生活が展開するラブストーリーで、最終回視聴率36.7%、主題歌「LA・LA・LA LOVE SONG」の大ヒットなど語り継がれる名作だ。

『ラブ ジェネレーション』(1997年)は木村拓哉×松たか子のW主演。広告代理店に勤める主人公・哲平(木村)が、恋愛と仕事の間でもがきながら成長する姿を描いた人気作で、平均視聴率30%超を記録。名シーンの数々がいまなお話題に上がる。

『HERO』(2001年)は型破りな検事・久利生公平(木村)を主人公にしたリーガルドラマ。中卒から大検を経て検事になった久利生が、常識にとらわれず真実と向き合う姿を描き、検事ドラマの概念を変えたと言われるほどのヒット作となった。

『ドラマレジェンド「HERO」スペシャル』(2007年)は、久利生が山口県の虹ヶ浦へ赴任し、町を揺るがす殺人事件に挑む物語。堤真一演じる事務官・津軽とのコンビも見どころで、地元企業を軸にした骨太のドラマが展開する。


『HERO』(2014年)は北川景子を新ヒロインに迎えたシリーズ最新作。久利生の異動先で起きる事件を通して、新旧キャストが絡み合う人間ドラマが描かれ、久利生らしい型破りな捜査スタイルが物語をけん引していく。

○放送スケジュール

1月17日(土) 10:00~19:50『ロングバケーション』(1996年・全11話)

1月17日(土) 10:00~19:50『ラブ ジェネレーション』(1997年・全11話)

2月28日(土) 12:00~21:40『HERO』(2001年)

2月28日(土) 21:40~23:40『ドラマレジェンド「HERO」スペシャル』(2007年)

3月1日(日) 12:00~22:20『HERO』(2014年)

※すべてフジテレビTWO/フジテレビTWOsmartで放送・配信

※視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区
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