Zettlab(ゼットラボ)は12月11日、AIを搭載したNASキット「Zettlab AI NAS」シリーズを発表した。AIによる検索機能や自動整理を搭載し、大量の写真や動画などのデータを保存しても管理が煩わしくない。
メモリーカード内のデータをボタン一発でバックアップする機能も持つ。

2ベイタイプ「D2」、4ベイタイプ「D4」、6ベイタイプ「D6」「D6 Ultra」の4製品を用意する。Makuakeでの早割価格は48,800円から(D2)。いずれもハードディスクは別売。クラウドファンディングは2026年2月25日22時まで。

家庭やクリエイター、中小企業をターゲットにしたNASキット。手持ちのハードディスクを組み込めば、NAS(ネットワーク接続型ストレージ)として使える。OSは独自のZettOS。

保存したファイルを内蔵のAIが自動でカテゴリーごとに分類し、自然言語による検索が可能。「去年の北海道旅行の写真」といった自然な言葉で、該当する写真や動画を検索できる。AIはクラウドではなくローカルで処理するため、プライバシー性が高く高速に処理できる。

前面にSDカードスロットやUSB端子を搭載しており、差し込んだメモリーカードやUSBメモリーのデータをボタン1つでバックアップできる。
前面には液晶パネルを搭載しており、ストレージ容量やデータの転送速度、IPアドレスなどが確認できる。

【編集部MEMO】2025年は、UGREENのNASキット「NASync DXP」シリーズがクラウドファンディングで異例の大ヒットを記録した。Zettlab AI NASも注目を集めそうだが、独自のZettOSを採用していることで、対応アプリがどれぐらい用意されるかが製品選びのカギとなりそう。
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