ロボット掃除機「ルンバ」で知られるアイロボットジャパンは12月15日、14日に米国本社が発表した破産申請に関して声明を発表。ルンバのサービスはこれまで通り継続すると明言した。


アイロボットジャパンで手がけている「ルンバ」に関する全てのサービス、サポート、販売活動はこれまで通り継続しており、日本のユーザーへの直接的な影響はないと明言。製品保証、アプリ、修理・サポートなどのアフターサービスも引き続き提供される。

同社はデラウェア州連邦裁判所の監督下で、事前調整型の連邦倒産法第11章(チャプター11)の手続きを開始しており、2026年2月の完了を予定している。アイロボットジャパンはチャプター11に関して、日本における民事再生法とはやや異なる内容で、自主的な再編を可能にし、経営陣も継続して業務を行うものだと説明した。

株式を取得するのはiRobot製品の製造を担ってきたサプライヤーのShenzhen PICEA Roboticsだ。裁判所が本取引を承認後、アイロボットはPiceaの完全子会社となり、上場を廃止する。
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