今回のテーマは、「銀座ホステスがこれまでにおじさんからもらった厄介なプレゼント」です。

もうすぐクリスマスですね。
皆さんは大切な人に何を贈りますか。

せっかく贈り物をするのですから、お相手には喜んでもらいたいところです。しかし、プレゼントのチョイスを間違えてしまうと、喜ばれるどころか、かえって相手を困らせてしまうこともあります。

では、さっそく解説します。
手作りのアイテム

手先が器用で、手芸やDIYが得意な方から、手作りの石鹸やハンドクリーム、化粧水をいただいたことがあります。

気持ちはありがたいのですが、正直なところ「何が入っているのだろう」と不安になってしまいました。

手作りのアイテムは、衛生面に不安を感じる方が多いものです。また、「好意が重すぎる」と受け取られやすく、相手に心理的なプレッシャーを与えてしまう可能性もあります。
食べ物

「女性は甘いものが好き」というイメージから、洋菓子を贈る男性は少なくありません。

しかし、相手がボディメイクに取り組んでいるかもしれませんし、そもそも甘いものが苦手な可能性もあります。

食べ物を贈る場合は、相手の食生活や好みを事前に把握しておくことが不可欠です。

ちなみに私は、茹でた枝豆をその場で「食べて」と渡されたことがあります。
枝豆自体は好きなのですが、状況が問題でした。
手紙

恋人未満の関係で受け取る長文の手紙は、扱いに困るプレゼントの代表格です。

好意は伝わりますが、正直なところ、恐怖を感じてしまうケースもあります。
指輪などのペアグッズ

恋人同士のような関係性を一方的に求められているように感じ、強い心理的プレッシャーになります。

恋人未満の相手に指輪などのペアグッズを贈るのは避けるべきでしょう。

旅行

「◯月◯日から予定を空けておいて」と言われ、嫌な予感がした直後に旅行のチケットを渡されたことがあります。

しかも「彼氏や家族と行ってきて」ではなく、「2人で行こう」という前提です。

恋人でも家族でもない相手に旅行を贈るのは悪手です。喜ばれる可能性は極めて低いでしょう。
ぬいぐるみ

置き場所に困るだけでなく、「中にカメラや盗聴器が入っているのでは」といった防犯上の不安を与えてしまう可能性があります。

おすすめできません。
衣類

36歳、身長170cmの私がまず選ばないような、可愛らしい服をいただいたことがあります。


年齢や体型、好みを無視した衣類は、着ることも処分することも難しく、扱いに困ります。
生花

バラの花束や胡蝶蘭は見た目こそ華やかですが、水替えや管理に手間がかかります。

生活スタイルによっては、負担に感じる人も少なくありません。
家具

事前の相談なく、サイドテーブルや間接照明などを贈られたことがあります。

居住空間は個人の趣味や生活動線が強く反映される場所です。サイズや色、デザインが合わない場合、置き場に困ることになります。

家具を贈る場合は、必ず事前に相談すべきです。
ネーム入りのアイテム

名前やイニシャルが入ったアクセサリーや香水も注意が必要です。

「特別に作った」という意味合いが強く、関係性によっては重く受け取られがちです。恋人未満の段階では、警戒心を生んでしまうこともあります。
番外編:ハンドクリーム

関係を一歩進めたいという下心から、ハンドクリームを選ぶ方もいますが、これは逆効果になりがちです。

ハンドクリームは旅行先などで配る、無難な消耗品。
好意を伝えたい相手に贈るものではありません。
贈り物は「贈りたいもの」ではなく「受け取って嬉しいもの」

今回は、「銀座ホステスがこれまでにおじさんからもらった厄介なプレゼント」について整理しました。

衛生面に不安のあるものや、好みを無視した食べ物・衣類・家具、関係性と釣り合わない特別感の強い贈り物は避けるべきです。

贈り物を選ぶ際は、自分が贈りたいものではなく、相手が受け取って嬉しいものかどうかを基準に考えてみてください。

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
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