iFLYTEK JAPANが、AIによる文字起こしや要約機能を備えたスマートウォッチ「iFLYTEK AIWATCH」を発表した。会議や打ち合わせの録音から文字起こし、要約、タスク抽出までをAIが自動でこなしてくれる。
アナログ針を持つ高級感のあるデザインを採用し、ビジネスシーンでも違和感なく使えるようにした。

クラウドファンディング「Makuake」で先行予約販売を開始した。一般販売価格は46,300円で、早割価格は32,790円から。先行予約販売は2026年2月27日まで。

GPT-5やGemini、Claude、DeepSeekといった主要AIモデルを搭載するスマートウォッチ。会議などの音声を手もとの操作で録音し、AIが文字起こししたうえで議事録などのテンプレートに従って要約してくれる。文字起こしした内容から、AIが自動的にToDoリストを生成し、期限付きの項目はカレンダーに登録して事前に通知する機能も備える。端末に話しかけて文字起こしの内容を確認する機能も持つ。

マイクは最大8m先の音声も収音可能な高感度マイクで、ノイズキャンセリング技術の併用で録音データの文字起こし精度は平均98%に達するとしている。

文字起こしなどの機能は、毎月300分間の文字起こしに対応したベーシックプランが無料で利用でき、より多くの文字起こしや機能が利用できるプレミアムプランが1年間付属する。

アナログの針と本革ベルトを採用し、スマートウォッチ特有の印象を抑えた外観に仕上げている。表示パネルは1.2インチの円形ディスプレイで、LINEなどのメッセージアプリの受信や通話の応答、録音にも対応する。


ヘルスケア機能もあり、心拍数や消費カロリー、歩数の計測といった健康管理機能も備える。

バッテリー駆動は、スマート機能をフル活用した場合で約7日間、省電力モードでは最大30日間。防水性能は約30m防水となる。本体サイズは44×44×15mm、重さは非公開。
編集部おすすめ