エア・ウォーター北海道は12月22日、北海道の自治体向け寄付支援制度「ふるさと応援H(英知)プログラム」の2025年度分寄付先として、道内17市町村を決定したと発表した。今年度から複数年度にまたがる事業の採択を新たに開始しており、獣害対策やDX推進など地域課題への支援を行う。


○プログラムの概要

このプログラムは、エア・ウォーター北海道が北海道内の自治体を対象に、地域課題の解決に資する事業へ寄付を行う制度。2023年度から2030年度までの8年間で、総額10億円を上限に支援を行うとしている。

2025年度分には57市町村から69事業の応募があり、社外有識者などで構成する委員会による審査を経て、17市町村(17事業)に総額1億2473万円を寄付することを決定した。

採択された事業分野は、獣害対策のほか、農業、観光、教育、福祉、林業分野における取り組みや、自治体業務の効率化を図るDX関連事業などで構成されている。

2025年度分の寄付金は2026年3月末までに交付される予定。2026年度分の公募は2026年9月に開始し、同年12月頃に寄付先を決定するとしている。
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