11月1日にスタートしたダウンタウンのコンテンツが楽しめる新配信サービス「DOWNTOWN+」(ダウンタウンプラス)。同サービスにて、松本人志が1年10カ月ぶりに活動を再開し、数々のオリジナル番組で笑いを届けている。
『大喜利GRAND PRIX』は、芸人自らがお題を作成し、そのお題をライバルたちが回答する大喜利番組。松本とお題を作成した芸人が審査員となって点数をつけ、総合得点が最も高かったプレイヤーが優勝となる。
第三回大会のプレイヤーは、徳井、ガク、岩尾望(フットボールアワー)、お見送り芸人しんいち、本間キッド(や団)の5人。進行は国山ハセンが務めた。
収録は、当選した観覧者が見守る中で実施。芸人たちが出題するお題や、それに対する回答に対して、松本が評価したりツッコんだりし、たびたび笑いが起こっていた。
○「合間に言う何気ない一言がおもろいというのはすごい」「松本さんやな」
収録を終え、徳井は「大喜利は、やる前はめっちゃ嫌なんですけど、やり出すとすごく楽しくてまたやりたいなと思ってしまう、不思議な仕事です。特にこの企画は、かなり久々に松本さんとご一緒できるというのもあるし、途中『松本さんやな』とか、ぼーっと考える時間もあって、すごく楽しかったです」と感想をコメント。
ガクは「思ったより楽しくてびっくりしました。緊張して押しつぶされて終わるんじゃないかと思っていたので、和やかな空気でよかったです」と安堵の表情を見せるも、「めっちゃ緊張しました。
徳井は、久しぶりの松本との共演で改めて凄みを感じたようで、「ボケらしいボケももちろん面白いんですけど、合間に言う何気ない一言がおもろいというのは、やっぱすごいなと。松本さんやなって思いました」と振り返る。
ガクは「ちゃんとお話したことがないので、テレビの向こうの人という印象でしかなく。『M-1』で審査してもらうのが一番の交流で、ちょっとずつ毎年松本さんの評価を上げて、最後けっこういい評価をいただいたまま審査員をやめられてしまったので、ここで評価を下げるわけにはいかないという気持ちもありました」と収録に臨んだ心境を明かした上で、「あまり手応えはなかったです。もっとウケたかったです」と吐露した。
○松本人志の影響を受けすぎて…「病原菌です(笑)」
収録では、ダウンタウンに影響を受けて2人の真似をしてしまう“ダウンタウン病”の話題で盛り上がる場面も。
改めて松本が自身にとってどんな存在か尋ねると、徳井は「病原菌です(笑)。(影響を受けすぎて)我々は全く普通の人生じゃなくなっているので、何より強い病原菌ですね」と答え、ガクは「僕はちょっと下の世代で、すでに仏像というかの大仏みたいな感じでそびえ立っていたものというイメージなので、1回でも多く拝めたらうれしいという存在です」と崇拝する。
回答者の5人が順番にお題を出題し、その際に審査員として点数もつけないといけないという独特のルールについては、頭を悩ませられたという。
徳井は「判定するときが難しい。もちろんちゃんと判定しているつもりですが、相手にポイントを入れることにもなるから、そこは芸人としての道徳心が試される」と話し、ガクも「厳しくしすぎたら、あいつ厳しくしているなと思われて自分に返ってくるかもしれないし。
最後に、ガクは「けっこう歴を重ねた人たちが、松本さんに見られてちょっと緊張しながら、そわそわしながらやっているところを見てほしいです」と見どころを紹介。徳井は「ゆっくり腰を据えて安心してお笑いが見られるチャンネル、コンテンツやと思うので、ゆっくり見てください」とアピールした。
写真提供:吉本興業

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