KARAのメンバーとして活躍しながら、約1年前から日本でのソロ活動も本格再始動した知英(ジヨン)が、12月12日に『知英カレンダー2026』を発売。それにあわせて、12月22日には、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで発売記念イベントが開催され、知英はファンイベントに先駆けて取材に応じた。


カレンダーは、本人の希望で沖縄ロケを敢行。無邪気な笑顔から大人の色気、そして趣味のフリーダイビングを楽しむ姿まで、「今の自分」が詰め込まれている。

美脚際立つミニスカ姿で会場に現れた知英。マスコミ向けの取材会では、撮影の裏側や30代になった現在の心境、印象に残った人物などについて語った。

○“潜っている私”の珍しいカットも

――まずは完成したカレンダーを見た感想を教えてください。

すごく久々にカレンダーを出しましたけど、一番変わったのは大きさですね。今のこの大きさが流行っていると聞いて、最初はちょっと寂しかったんですけど、でも今の時代はこのくらいの方がいいんだなって思いました。

気持ちとしては、ただただ嬉しくて。みなさんが2026年に向けてカレンダーを変える時期になったんだなと実感しつつ、家に飾ってもらえると、また皆さんと近い感じになれるんじゃないかなと思います。めくりながら、いろんな私を見て欲しいです。

――沖縄で撮影されたそうですね。印象に残っているエピソードはありますか?

自分が大好きな沖縄で撮影しました。
その中でも、“潜っている私”は珍しいカットだと思います。沖縄だからこそ、皆さんがやっていないことをやりたいなと思って、今回は特別にフリーダイビングをしながら撮影しました。

――お気に入りの衣装やカットは?

撮影は真夏の8月だったので、夏っぽい服が多かったです。カレンダーということを考えて、肌はちょっと出してますけど冬をイメージした白の衣装や、本を読んだり、秋っぽい黄色とかブラウンのカットもあって、いろいろな衣装を着ることができて楽しかったです。

○2026年 今年の漢字は「飛」

――日本では「今年を漢字一文字で表すと?」という文化がありますが、知英さんにとっての2025年はどんな漢字ですか?

難しいですね(笑)。うーん……「飛ぶ」の“飛”ですかね。今年は日本と韓国をたくさん行き来して、1カ月に1回は必ず日本にいて本当に空にいる時間が多かったんです。冗談で「どこでもドアが欲しい」って言うくらい(笑)。でもありがたいことですね。

――カレンダーに点数をつけるなら?

難しいですけど……100点満点中99点あげたいです! 自分が沖縄を選んだのもあるんですけど、冬らしい服装がもう少しあったらよかったかなとも思ったりして。でも、6月のページでは雨の季節をイメージしたシーンを演出したりもしていて、すごく満足した一作です。

――この1年を振り返って、どんな年でしたか? 来年挑戦したいことは?

本当にいろんなことをやってきたなと思います。
バラエティ番組にもたくさん出させていただきましたし、1月から始まるドラマ『パンチドランク・ウーマン』(日本テレビ系 1月11日スタート毎週日曜22:30~)にも出演が決まりました。

再開してからずっと、ドラマや映画にまた出たいという思いが強かったので、それが叶ってすごく嬉しいです。これを機に、もっともっといろんな作品に出たいなと思います。

――やってみたい役は?

今までは妖怪だったりロシア人だったり、暗殺者だったり……ちょっと変わった役が多かったんです。今回も囚人で変わった役(笑)。普通のラブストーリーとか、ラブコメみたいなものもやってみたいです。

○20代は自分にすごく厳しかった

――昨年11月に日本での活動を再開されて以降、特に印象に残っている人は?

いますね。事務所の知り合いの方で、すごくお料理が上手な方がいらっしゃるんです。和食をふるまってくれて、“おふくろの味”ってこういうことなんだなって思わせてくれる方で。しゃぶしゃぶでもちょっと調味料を変えて味の楽しみ方を教えてくださったり、めちゃくちゃおいしいハヤシライスやお弁当も作ってくれたり。日本にも、家族のような人たちができてきて、すごく大切な存在です。

――久々の日本で驚いたこと、逆に変わっていなかったことはありますか?

いい意味で、変わってなくて安心したところが多かったです。
特にドラマの現場は、「変わってたらどうしよう」と不安だったんですけど、本当に変わってなくて、初日も安心して迎えられました。

――30代になって、ご自身の中で変化はありましたか?

正直、まだ30代の自分に慣れてない、というかあまり認めたくないんですけど(笑)、20代は自分にすごく厳しくて完璧主義者だったんです。失敗が許せなかった。仕事を完璧にやりたい気持ちはもちろん今でもありますけど、30代になってからは一歩引いて自分を見るようになって。失敗してもいいから、楽しく日々を過ごすほうがいいなって思えるようになりました。自分を褒めてあげるときもあったり、失敗しても忘れるようにしたり。まだ、難しいですけど、そういうふうに考えられるようにがんばっています。
○『知英カレンダー2026』情報

発売日:2025年12月12日(金)
定価:3,300円
撮影:田口まき
仕様:A5判・14ページ
発行:主婦と生活社
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