2026年の年頭にあたり、ピュア・ストレージ・ジャパン 代表執行役員社長 五十嵐光喜氏は年頭所感として、以下を発表した。

○AI時代のモダナイズはデータから始まる

明けましておめでとうございます。
平素よりピュア・ストレージに対するご支援に厚く御礼申し上げます。

日本中の組織がDXを加速させる中、ある1つの真実が認識されはじめています。それは、あらゆるビジネスの成功の中心に、データがあるということです。AIイノベーション、事業継続性、長期的な競争力など、目標が何であれ、すべてはデータの準備、アクセス性、セキュリティ、そしてインテリジェントな管理にかかっています。

昨年、AI導入が一層加速しました。多くの組織が、AIの成功はモデルやツールだけでなく、AIに学習させるデータの品質、スピード、信頼性によって決まることを認識しはじめています。データが断片化・サイロ化されていたり、管理が困難だったりすると、AI導入の取り組みは停滞し、リスクは増大し、期待されるリターンは得られません。一方、強固なデータ基盤を持つ組織は、イノベーションを迅速に進め、変化に対応し、AIから真の価値を引き出すことができます。

事業継続性とサイバー・レジリエンスについても同様です。サイバー攻撃がより巧妙化し、システム障害が業務やサプライチェーンの混乱を引き起こす中、レジリエンスはますますデータに左右されるようになっています。データの保護、リカバリ、共有、そしてリストアの迅速性が、事業継続の迅速性を左右します。強力なデータ管理はもはやIT部門だけの課題ではなく、ビジネスの中核に据えるべき要件となっています。


データ主権の問題が、さらにこれを証明しています。地政学的不確実性の高まりと規制強化の中、組織は自社データの保存場所、管理方法、移動場所を把握する必要があります。データ戦略は、今や信頼、コンプライアンス、そして競争優位性と切り離せないものとなっています。透明性と統制力をもってデータを管理する企業は、規制当局や顧客の期待に応えながら、イノベーションを推進できます。

しかし同時に、データ環境はますます複雑化しています。データはブロック、ファイル、オブジェクトといった様々な形式で存在し、オンプレミスやクラウド環境に広がり、幅広いアプリケーションとユーザーをサポートしています。断片化されたストレージ中心のアプローチでデータを管理すると、複雑さとコストが増大し、俊敏性が失われます。組織に必要なのは、ストレージ・インフラの管理からデータそのものの管理へと焦点をシフトすることです。

だからこそ、データを統合された戦略的資産として扱う組織こそが未来を担うと当社は考えています。昨年発表したピュア・ストレージのエンタープライズ・データ・クラウド(EDC)は、お客さまが環境全体にわたって一貫性とインテリジェント性をもってデータを管理できるよう支援します。複雑さをなくし、ポリシー主導の自動化を適用することで、EDCは組織が中断なく、よりアクセスしやすく、セキュアで、レジリエントなデータを構築できるようサポートします。

2026年を見据えると、適応力が成功を決定づけると当社は予測しています。
AIモデル、プラットフォーム、そして規制は進化し続けますが、成功を収めるのは、強固で俊敏なデータ基盤を持つ組織です。データを適切に管理することで、企業はより迅速に行動し、自信を持って拡張し、新しいテクノロジーをスムーズに導入できます。

新たな一年を迎え、ピュア・ストレージはお客さまとパートナーの皆さまがデータを戦略の中心に据えられるよう、引き続き尽力してまいります。ますますAI主導になる世界において、イノベーション、継続性、そして成長を支える、レジリエントかつインテリジェントな最新のデータ・プラットフォームの構築をご支援してまいります。

本年も一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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