Appleは1月13日(米国時間)、動画編集や音楽制作、画像編集などのクリエイティブ系アプリをまとめた新サブスクリプション「Apple Creator Studio」を発表した。料金は月額1,780円または年間17,800円で、1カ月の無料トライアルを提供する。
大学生・教職員向けには月額480円/年間4,800円の学割プランも用意した。提供開始は1月29日を予定している。

Apple Creator Studioに含まれる主なアプリは以下の通りである。

Final Cut Pro:ビデオ編集(MacおよびiPad
Logic Pro:音楽制作(MacおよびiPad)
Pixelmator Pro:画像編集(MacおよびiPad)
Motion:2D/3Dエフェクト作成(Mac)
Compressor:動画の書き出し・出力設定(Mac)
MainStage:ライブ向け音源管理(Mac)
Keynote(プレゼンテーション)、Pages(文書作成)、Numbers(表計算)、フリーボード(デジタルホワイトボード)のインテリジェンス機能とプレミアムコンテンツ(iPhone、iPad、Mac)

PCやモバイルデバイスの性能向上により、高度なクリエイティブ表現が身近な存在になってきた。Creator Studioは、用途ごとに分散していた制作ツールを一括で提供することで、サブスクリプションによる導入のしやすさと、継続的な機能強化を提供する。

一方でAppleは、サブスクリプションのみの提供に限定せず、Final Cut Pro(50,000円)、Logic Pro(30,000円)、Pixelmator Pro(8,000円)、Motion(8,000円)、Compressor(8,000円)、MainStage(5,000円)の買い切り版も引き続き提供する。

Creator Studioの提供開始にあわせ、画像編集ソフト「Pixelmator Pro」のiPad版が登場する。タッチ操作とApple Pencilに最適化した編集環境を提供し、デスクトップ環境とモバイル環境の間でシームレスな画像編集が可能になる。

また、AIを活用した新機能が多数追加される。Final Cut Proには、音楽のテンポをAIが解析して編集のカット割りを補助する「ビート検出」や、音声から特定のセリフを検索できる「文字起こし検索」が導入される。

Logic Proには、AIが電子音楽の演奏パターンを生成する「Synth Player」や、音源からコード進行を自動的に抽出する「コードID」といった機能が加わる。

さらに、写真やグラフィックス、イラストなどの高品質な素材を一元的に管理・利用できる「コンテンツハブ」が用意され、Keynote、Pages、NumbersといったiWork系アプリで新たなプレミアムテンプレートやテーマを利用できるようになる。
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