高級腕時計の中には、製造本数や販売地域、販売時期が限られている「レアな」時計がたびたび登場します。本連載では、数々の腕時計を見てきたプロフェッショナルが厳選する、レアな腕時計を写真とともにお届けします。


今回は、現行モデルからヴィンテージモデルまで造詣深いロデオドライブ横浜関内店の中嶋研一さんに「ロレックス デイトジャスト ティファニー ダブルネーム Ref.69173」を紹介してもらいました。
ロレックス デイトジャスト ティファニー ダブルネーム Ref.69173(187万円)※
○レア度:★★★★★「実物をみられたらご利益があるかも?! レベル」

どんな腕時計?

1940年代に「オイスターパーペチュアル」が登場すると、ロレックスは本格的に北米市場への進出を開始しました。1950年代に入るとアメリカを代表する高級宝飾店であるティファニーとパートナーシップを締結。ティファニーブティックにおいて、ダブルネームを施した特別仕様ロレックスの販売がはじまります。

これを機にロレックスの高級腕時計としての認知が広まっていったことから、「ロレックス デイトジャスト Ref.69173」をはじめとする特別仕様モデルによって今のロレックスがある、と言っても過言ではありません。両社のパートナーシップ期間は約40年という長期間に及びましたが、その販売本数は数百本とも言われる非常に貴重な腕時計です。
スタッフに聞いた、この腕時計がレアな理由

ストーリー性もあって、ティファニーとのパートナー契約が終了した後に人気が高まったダブルネームの特別仕様モデルですが、現在では市場に出てくることはめっきり減ってきました。

こちらの「ロレックス デイトジャスト ティファニー ダブルネーム Ref.69173」は1991年頃の最終期モデルで、保証書、BOXなどの付属品が全て揃っています。こうした状態で出回ることはほぼなく、私が取り扱うのも10年以上ぶりです。それだけ貴重な1本だからこそ、付属品と一緒にいつまでも残していって欲しいと思います。

中嶋研一 なかじまけんいち ロデオドライブ横浜関内店 アドバイザー 。約20年にわたり数多くの名機に触れてきた、時計専門のスペシャリスト 。
現行モデルのトレンドから、奥深いヴィンテージの世界まで幅広い造詣を持つ 。プロの視点による、ユーザー1人ひとりのライフスタイルに寄り添った誠実な提案に定評。
ロデオドライブ:https://www.rodeodrive.co.jp/shop この監修者の記事一覧はこちら

安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。 この著者の記事一覧はこちら
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