ENEOS Xploraは2025年12月1日から12月5日までの5日間、海外事業拠点で現地採用されたナショナルスタッフを本社に招いてナショナルスタッフ研修を開催した。

○クアラルンプール/ベトナムの現地採用スタッフが参加

同研修は、ナショナルスタッフの育成、事業理解の深化、グループの一体感の醸成を目的としたもの。
今回はクアラルンプール事務所(ENEOS Xplora マレーシア)およびベトナム事務所(日本ベトナム石油)から8名、人材交流施策で本社勤務中の1名を含む計9名が参加した。

ENEOS Xplora マレーシアは1987年、日本ベトナム石油は1992年に設立され、ナショナルスタッフは両事務所の長年にわたるガス田・油田操業において中心的な役割を担っているという。同社グループは世界8か国で30以上のプロジェクトを展開しており、2014年から各国のナショナルスタッフを日本に招聘し、研修を継続的に実施してきた。

5日間の研修では、日本的品質管理手法を実践的に学ぶ「シンキングメソッド」と呼ばれる講座(ENEOS総研提供)や、ENEOS根岸製油所見学、本社社員との意見交換などを実施した。シンキングメソッドは、親和図法/ツリー図/マトリックス図/なぜなぜ分析の4種類の手法を用いて仮定の課題を分析する研修。また、全社懇親会への参加を通じて、グループ内の横のつながりを強化し、本社と海外事務所間の連携の重要性を再認識する機会とした。

同社は、ENEOSグループの主要な事業会社として人的資本経営を推進しており、今後も社員が能力を最大限に発揮できるよう成長の機会を提供し、グローバルな人財育成に取り組む構えだ。
○編集部メモ

Eneos Xplora マレーシアは、マレーシア・ワラワク州沖で天然ガスの探鉱・開発・生産までを手掛ける「SK10プロジェクト」を担当している。ここで生産される天然ガスは、LNG(液化天然ガス)として日本にも輸入されている。

日本ベトナム石油はベトナム南部沖のランドン油田/フンドン油田で原油生産を行っている。ランドン油田/フンドン油田は花崗岩質の基盤岩内の割れ目に原油が溜まっているという世界でも例の少ない油田で、ENEOSグループの高度な探鉱技術と生産回収技術により、1992年の鉱区権益取得から2024年9月までで累計生産量2.5億バレルを達成している。
編集部おすすめ