キヤノンは1月26日、文化財の高精細複製品を活用した企画展「高精細複製品×映像体験 国宝・名宝が福島にやってくる!?」を福島市で開催すると発表した。キヤノンと京都文化協会が共同で進める「綴プロジェクト」によって制作された高精細複製品を展示する。
音と映像で楽しめるプロジェクションマッピングや、来場者が「見返り美人図」になれるインタラクティブコンテンツなど、最新テクノロジーを活用した展示も実施する。

会場は福島市写真美術館(花の写真館)で、会期は2026年4月18日(土)~5月31日(日)。入館料は無料。

葛飾北斎や尾形光琳など、日本を代表する絵師6人が描いた国宝・名宝7作品の高精細複製品を展示する。作品は、ガラスケースなしで間近で鑑賞できるほか、写真撮影も可能で、オリジナルの文化財では難しい楽しみが可能。

さらに、「十二ヶ月花鳥図」に描かれた世界を音と映像で楽しめるプロジェクションマッピングや、来場者が「見返り美人図」になれるインタラクティブコンテンツ、京都・天球院の方丈障壁画を再現したイマーシブシアターなどの映像コンテンも用意。日本美術を身近に感じられるよう工夫した。

展示作品は以下の通り。

国宝「檜図屏風」(狩野永徳)
国宝「松林図屏風」(長谷川等伯)
国宝「風神雷神図屏風」(俵屋宗達)
「群鶴図屏風」(尾形光琳)
「見返り美人図」(菱川師宣)
「江戸風俗図屏風」(菱川師宣)
「十二ヶ月花鳥図」(葛飾北斎)

綴プロジェクトは、国宝クラスの屏風や襖絵、絵巻物などの貴重な文化財の高精細複製品を制作するプロジェクト。キヤノンのデジタルイメージング技術を活用して文化財を撮影・プリントし、京都の伝統工芸技術を用いて金箔を施したうえで、襖や屏風に必要な装飾(表装)を施し、本物そっくりの複製品を作り上げる。
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