俳優の山田孝之が2日、都内で行われた「『THE OPEN CALL』プロジェクト発表イベント」に登壇した。

○応募条件は15歳以上で性別・国籍・演技経験は不問

同イベントでは、2027年の劇場公開を目指した長編オリジナル映画制作に向けて、俳優オーディション「THE OPEN CALL」を開催することが発表された。
「THE OPEN CALL」は、山田がメインパートナーとして参加し、オリジナル映画の主演、主要キャストを募集するオーディション。応募条件は15歳以上で、性別、国籍、演技経験、所属事務所などは問わない。

山田が企画・脚本・プロデュース・出演を務め、企画・プロデュースを映画プロデューサーの伊藤主税氏、俳優の阿部進之介が担当。映画の脚本・監督を『MIMI』などの榊原有佑監督、映画の企画監修を『怪物』『ゴジラ-1.0』などの山田兼司氏が務める。主要キャスト決定までの全プロセスを記録したオーディション番組も、NTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で配信される。

「THE OPEN CALL」は、オリジナル映画の出演者を選ぶだけではなく、オーディションを通じてオリジナル映画を共に創っていくことが特徴。オーディションの過程で実際に演じ、対話する中で浮かび上がる個性や感情を脚本に取り込んでオリジナル映画へとつなげていく。

山田はオーディションについて「オーディション番組って世界中でたくさんあって日本でもあるけど、僕らのオーディション番組は歌も踊りもない、本当に芝居というものを探求する」とコメント。続けて「もう一回、芝居って何なのか、役作りって何なのかを自分たちも模索しつつ、その過程を多くの人に見てもらうことで『俳優って何なのか』ということをみんなで考えられたらいいなと思っています」と考えを明かした。

また、山田は「ずっとこの企画がスタートしてから、もう50代、60代ぐらいのスターが生まれてほしいなとすごく強く思っていますね」と新しいスターの誕生に期待。さらに、「(俳優は)実在しない人物と対話をし続けて、あたかもその人がいるような存在証明を残す仕事。その人とどんどんひとつになっていく作業がうれしいんです」と俳優という仕事の魅力を語り、「僕の場合、その(存在しない)彼の思いを伝える、代わりになれる、というのが俳優としての面白いところだと思うので、その面白さ、喜びを多くの人が感じられたらと思っています」とオーディションに込めた思いを語っていた。
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