2026年2月5日から、TOKYO MX他でドラマが始まる作品『ゆかりくんはギャップがずるい』。副業として専門学校で働く芽衣子の癒やし系生徒・ゆかりくんの意外なギャップとは……??

高尾颯斗さん(ONE N' ONLY)と渡邉美穂さんのW主演による実写ドラマ化で、さらに注目度が高まっています。
そんな本作を描いたきっかけやドラマの見どころを、コミックシーモアで配信中の原作オリジナルコミックの著者・あんどうまみ先生にインタビュー! 読者も思わずキュンとしてしまう「ゆかりくん」誕生の経緯についても伺いました。

○2月5日からドラマ放送開始!『ゆかりくんはギャップがずるい』

イベント会社で働きながら、週に一度だけ専門学校の講師をしている森芽衣子。仕事で疲れた彼女の心のオアシスは、いつも熱心に講義を受けてくれるピュアな生徒・葉山縁(ゆかり)くん。

しかし、そんなゆかりくんは、じつは芽衣子より4歳も年上の刑事で……!? ギャップ萌えがとまらない新時代のラブコメディ!

2026年2月5日からTOKYO MXなどで放送が始まるほか、動画配信サイトのTVerとFODでも順次楽しめます。

○“理想の男の子”から誕生!? あんどうまみ先生インタビュー

―本作(『ゆかりくんはギャップがずるい』)のドラマ化が決定したときの、率直な心境を教えてください。

びっくり! の一言です。『ゆかりくん~』は少女漫画家デビューかつ連載デビュー作だったので、ドラマ化を知らされた当時は 結構いっぱいいっぱいになっていまして……。でも、こんなことが起こるんだ! すごい!と、めちゃくちゃ元気になりました(笑)

それと同時に、ドラマ化を実現するために私が把握できないほどたくさんの方が動いてくださっていると感じて、感謝の気持ちでいっぱいになりました!

―「アナウンススクールの講師と生徒」という独特な設定を含め、この物語を描き始めた一番のきっかけは?

昔諦めたマンガ家をまた目指したいと思った時、同人誌でも応募できる『コミックシーモア毎月マンガ賞』を見つけて応募しました。受賞はしなかったものの、今の担当さんに「受賞を目指して作品をつくってみませんか?」と声をかけていただきました。

その後、担当さんから「理想の男の子を描きましょう」という提案があり、私は「かわいいけれどじつはゴリッゴリに強い」という少年漫画のキャラクターが大好きなので、それを少女漫画に落とし込みたいと思い、生まれたのが「葉山縁」です。

「かわいい」からのギャップの振り幅を大きくするために、「年上」「刑事」という要素ももりもり足していき、じゃあそんな“ゆかりくんのギャップ”が最大限に活きる舞台ってなんだろう? と辿り着いたのが、今の「専門学校」という舞台設定です。

私は地元の北海道で情報番組のレポーターなどのタレント活動をしています。
芽衣子の「副業で講師」という設定は、所属事務所の先輩のキャリアを参考にさせていただきました。その先輩はタレント業の傍ら、大学で非常勤講師としてアナウンス技術を教えています。

ゆかりくんの恋愛相手を先生という立場にすると、年下の生徒だと思ったら年上の刑事! というギャップが作れるのではないか。週に一度の非常勤の先生なら、生徒のパーソナルを知らなくても自然に見せられる。「これだ!!!」と繋がりました。

芽衣子が何を教えるかについてはいろいろ案を考えたのですが、担当さんから「連載を見据えて作品作りをしたい」と言っていただいて、自分のタレントとしての経験も活かせるであろう「アナウンス」に決めました。

―主人公の一人・葉山縁(はやまゆかり)くんの「癒やし系生徒×じつは年上刑事」という強烈なギャップは、どのように作り上げられたのでしょうか?

私は「かわいいけれどじつはゴリッゴリに強い」という少年漫画のキャラクターが大好きで大好きで…!! 緋村剣心(『るろうに剣心』)や緑谷出久(『僕のヒーローアカデミア』)とか……!

威圧感のない見た目で穏やかで、本人は実力をひけらかさないから舐められがちだけど、じつはめちゃくちゃ強いんですよ!!!!!!というのが最高ですよね……。その私の萌えを少女漫画に落とし込んだらどうなるのだろう~~と、生まれたのが「葉山縁」です。

そういったキャラの魅力を一言で表すなら「ギャップ」であると思い、そのギャップが映えるお仕事や舞台設定を練っていきました。

「どうせならギャップもりもりにしよう!」と、ゆかりくんは「かわいい」けど「かっこいい」。「優しい」けど「厳しい」。「柔らかい」けど「頑固」。
「強い」けど「弱い」。

そんな相反するものがたくさん共存しているキャラクターにしたいとイメージを固めていきました。ゆかりくんには、私の愛と希望と夢と理想がたっぷり詰まっています。

―先生が描いていて「これはずるい!」と感じてしまうような、ゆかりくんの特にお気に入りの振る舞いや場面を教えてください。

7話でしょうか。私の「理想の男の子」というスタートだったことと、ゆかりくん自身も正しくあろうとする人なので、それまではあまり隙がないように私自身思っていましたし、芽衣子にも読者の皆さんにもそう見えていたと思うんです。

でも、7話でやっとゆかりくんが人間らしくなる。弱さが見えると言いますか。
それまではときめきの「ずるい」でしたが、7話は「それはちょっとないよ!?」の「ずるい」(笑)。そこでぐっとゆかりくんの輪郭が見えた気がしました。

ゆかりくんの「強い」けど「弱い」、そんなギャップが描けて私は気にいっています。読者の皆様の反応は怖かったですが……。


―ヒロイン・森芽衣子がゆかりくんに惹かれるシーンを描く際、読者も一緒に“ゆかりくん沼”にハマるよう意識している演出やこだわりはありますか?

芽衣子のリアクションのインパクトを意識しています。ゆかりくんの雰囲気に合わせて「ゆかりくん」「ゆかりさん」と心の声で呼び分けたり、「ゆかり筋」「おこりくん」のように「ゆかりくん」という単語をもじったり……。言葉遊びと言いますか、これはアナウンスを勉強してきた芽衣子だからこそのリアクションだなあと、どれも気に入っています。

読者のみなさんも思わず一緒に叫びたくなるような、そんな芽衣子の反応を目指しています。ゆかりくんのギャップと芽衣子のリアクションをあわせて、より印象に残る場面になっていたら嬉しいです!

―高尾颯斗さん(葉山縁役)や渡邉美穂さん(森芽衣子役)など、キャスト陣が決まった際の印象や感想を教えてください。

高尾颯斗さんは、リアルでギャップがずるい方だなあと! ステージでバッチバチにパフォーマンスをされている時と、普段の無邪気な姿のギャップがとても素敵だなあと思います。

そして身のこなしや表情管理も素晴らしいな!と。漫画的な表現も多い作品ですが、あんなシーンやこんなシーンも、バッチリ決めていただけそうで楽しみです!

渡邉美穂さんは、べらぼうにかわいいですよね! かわいさの中に芯の強さも感じられて、だけど親しみやすいチャーミングさもあって……。芽衣子の魅力として表現したいと目指している要素をすべて兼ね揃えられていて感動しました。

でも私の脳内芽衣子よりかわいすぎて、キャスティングを聞いた第一声は「かわいすぎませんか!?」でした(笑) そんな素敵なお二人に演じていただけて嬉しいです!

―実写ドラマの中で、先生が「ここはぜひ映像で見てほしい!」と特に期待しているシーンや見どころを教えてください。

1話の風に飛ばされたプリントをキャッチするシーンでしょうか。撮影現場を訪問したとき、トランポリンを使ってそのシーンの確認をされていて。
高尾さんの軽やかな身のこなしとキュートな「やったあ!」にめちゃくちゃときめいたので、リハーサルでこの破壊力なら、本番はどうなってしまうのか……! とドキドキわくわくです。

そして、あのマンガ的なシーンをどのように撮影するのだろうと疑問に思っていたのですが、まさかのトランポリン……! 漫画を再現するための現場の皆様のアイデアと熱量を感じて嬉しかったです。

また、このシーンは作中の後半でも活きてくるので、ドラマを通してどのような変化を感じられるのかも楽しみのひとつです。

―ドラマを楽しみにしているファンの方や、ドラマで初めて本作を知る方へ向けて、メッセージをお願いします!

ゆかりくんや芽衣子というキャラクターの芯はもちろん、作品を通して描きたかった「ままならない人生との向き合い方」というテーマも、とても大切につくっていただいていると感じています。私も一視聴者としてドキドキわくわく、皆さんと一緒に楽しみたいです。

そして私の大好きなゆかりくんと芽衣子を、皆さんにも好きになっていただけたら嬉しいです。漫画もドラマも、どちらもよろしくお願いいたします!

『ゆかりくんはギャップがずるい』は、コミックシーモアにて好評配信中。現在は11巻まで配信されており、ドラマは2月5日のTOKYO MXより、順次放送がスタートします。

マイナビニュースでも第1話の内容を公開中! あなたもゆかりくんの魅力にハマってみませんか?
○『ゆかりくんはギャップがずるい』(あんどうまみ/シーモアコミックス)

かわいくて、セクシーで、子犬系で、おとなっぽい! ギャップ過多のミステリアス男子に今日も振り回されてます☆

週に1度、副業で専門学校の講師をすることになった芽衣子。慣れない授業をなんとかがんばれるのは、マジメな生徒・ゆかりくんがいるから。ゆかりくんは癒やし! 心のオアシス、かわいい生徒! だけど、学校外のゆかりくんは意外な一面を持っていて…!?

コミックシーモアで先行配信中♪ 現在3巻まで無料で楽しめます!

(C) あんどうまみ/シーモアコミックス (C) TOKYO MX

三山 てらこ みやま てらこ 横浜生まれ横浜育ち。グルメと深夜ラジオを愛するNPO職員(2023年4月~)。
FP2級。銃弾を防ぐ少年団と、ポケットに入るモンスターも大好き。最近の悩みはアイスの買い置きが一瞬でなくなってしまうこと。 この著者の記事一覧はこちら
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