高級時計オンラインマーケットプレイスのChrono24は、同社の取引データを基に「2025年高級時計市場レポート」を発表。ロレックスの市場でのシェア推移に関して、投機目的での取引が減少傾向にあると分析している。


取引データからは、2025年、ロレックスは市場シェアこそ3.3%減少。これは投機目的の需要が弱まり、時計愛好家やコレクターが真の価値を重視する取引を行うことで、需要と価格がどちらも安定し始めたことを示している。

だからと言ってロレックスが高級腕時計の中心的存在であることは変わりない。販売数ベースでは時計市場をけん引しており、2025年に発表された新コレクション「ランドドゥエラー」は、技術革新によって時計愛好家の関心を集めた。

また地域別に市場の動きに注目すると、米国市場では平均取引価格が前年比8.43%上昇し、欧州市場も堅調に推移。高級腕時計の二次流通市場は、低迷を続ける世界経済に関わらず安定を見せている。

2025年2月に同社が発表したレポートでは、ロレックスの二次流通市場のシェア増加について、「パンデミック期に見られた高級時計ブームの恩恵を特に受けた」と分析。コロナ禍では旅行をはじめとする消費のへの支出が減る中、高級腕時計が投資目的で購入され始めた結果、ロレックスは二次流通市場で価格が上昇し、「ステータスシンボルであり投資資産」といった立ち位置を手にしたという。
編集部おすすめ