大和ハウス工業が運営する住まい情報サイト『MyHousePalette』は、『住まいの照明』に関するアンケート結果を2月3日に発表した。調査は2025年12月5日~14日の期間、541名を対象に行われた。
はじめに、住まいの照明に対する価値観を調査。その結果、「照明はあまり意識していない」と回答した人はわずか5%にとどまり、実に95%の人が何かしらのこだわりや考えを持っていることが分かった。多くの人にとって、照明は日常の中で無意識に選ばれているものではなく、暮らし方に深く関わる存在であることが伺える。
最も多かったのは「部屋全体を明るく、均一に照らしたい」(52%)という回答で、照明の基本性能を重視していることがわかった。一方で、「リラックスできるように、明るさは控えめにしたい」(32%)、「必要な場所だけを照らす、機能的な明かりにしたい」(30%)といった回答も目立ち、照明には「明るさ」だけでなく、過ごし方や目的に応じた役割が求められていることが分かった。「空間の雰囲気を演出したい」「時間帯によって光の印象を変えたい」という声も見られ、照明を空間づくりの一部として捉える意識も広がっている。
照明選びや照明設計で重視したポイントについては、53%が「明るさ」と回答。次いで「光の色」(38%)、「デザイン・インテリアとの調和」(31%)が続き、基本性能と空間印象の両立を意識している様子が見えた。
「その他」の意見として、「スイッチの位置」など、住んでから使い勝手の差を実感しやすいポイントを挙げる声も見られた。
部屋に設置している照明のタイプについて、最も多かったのは、部屋全体を照らせる主照明として多くの家庭で採用されている「シーリングライト」(87%)だった。次いで、天井に埋め込むことで空間をすっきりと見せられる「ダウンライト」(44%)、空間のアクセントとして取り入れられることも多い「ペンダントライト」(38%)と続いた。
一方、照明に「不便」や「使いにくさ」を感じる場所について尋ねたところ、「特にない」(39%)を除く約6割が、何らかの使いにくさを感じていることがわかった。
前述の満足度を伺うアンケートでは、照明への満足度は高く評価されていたが、潜在的な不満を抱えているケースもあるという結果に。照明に対する全体的な満足感と、日常動作における細かなストレスが、必ずしも一致していないことを示している。
最も不便さを感じる場所は、長い時間を過ごす「リビング」(14%)、次いで「キッチン」(10%)、「洗面室・浴室」(8%)と続いた。不便さを感じる理由について、どのエリアも1位は「明るさが足りず、作業がしにくい」だった。
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