アイロボットジャパンが、世界最小クラスのロボット掃除機「Roomba Mini」を発表しました。「小さくてもしっかり掃除できる」「スティック型掃除機が届く場所なら掃除できる」と性能に妥協しないことをアピールしつつ、ゴミ自動収集ドック付属で49,800円という低価格を武器に、日本で人気の高いスティック型掃除機からの置き換えを狙います。


アイロボットジャパン代表執行役員社長の山田毅氏によると、これまで小型モデルを投入しなかった理由について、「小さくてもちゃんと掃除できなければ製品化しないと考えていたから」とし、今回のRoomba Miniは基準をクリアできたことを説明。特に目新しい新技術を搭載したわけではなく、モーターの高性能化、バッテリー性能の向上など、基本性能の底上げが小型モデルの実現に寄与したそうです。

小型化や低価格化を図るため、水拭き機能は使い捨ての床拭きシートを用いる形とし、モップの自動洗浄機能などは省略しています。この点について、山田毅氏は「土足の文化である海外とは異なり、日本の家庭はそれほど床が汚れていないので、日本の住環境ならば床拭きシートでも十分」と解説しました。

床拭きシートは純正品だけでなく、クイックルワイパーなどの市販品も利用でき、4カ所のクリップに挟み込むだけで装着できるように工夫しています。

日本ではスティック型掃除機の人気が高く、ロボット掃除機の普及率は約10%と、世界の主要国と比べて格段に低いそう。アイロボットは、スティック型掃除機では掃除できるのにロボット掃除機は入り込めない場所があることが、ロボット掃除機の導入をためらう要因の1つだと分析。Roomba Miniの直径を24.5cmと、スティック型掃除機のヘッド部とほぼ同じサイズに仕上げ、この不満を解消しました。

Roomba Miniは、掃除機上部のボタンを押すだけで掃除が実行でき、自宅のWi-Fiに接続しなくてもよい点をアピールしています。アイロボット担当者によると、Wi-Fi接続は必須ではないものの、Wi-Fiに接続すれば掃除エリアの指定や念入り掃除の指定など多彩な使い方ができるのでベター、と説明しました。

ゴミ収集ステーションが付属するモデルの価格は49,800円、SlimCharge 充電スタンド付属モデルは39,800円と低価格に抑え、価格面の不満もなくしました。カラーも、ロボット掃除機で一般的なブラックやホワイトだけでなく、パステルカラーの2色も用意し、若年層や女性層にも使ってほしいとアピールします。
新生活や結婚のプレゼント用途でも人気を集めそうです。
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