3年ぶりに“周”として戻ってきたACEesの作間龍斗は、続編決定を「故郷に帰る感覚」と表現するが、撮影初日は、いきなり門脇麦演じるいち日とのキスシーン――20日からWOWOWでスタートするドラマ『ながたんと青と-いちかの料理帖-2』(毎週金曜23:00~ ※全10話、※第1話無料放送・配信)の完成報告会が19日、都内で行われ、作間と子役の眞野陸が出席した。

本作は、磯谷友紀氏の同名漫画を原作に、戦後間もない京都を舞台に描くグルメラブストーリーの続編。
2023年に放送・配信された前作では、料理人・桑乃木いち日(門脇麦)と、大阪の老舗ホテル経営者の三男・山口周(作間)の政略結婚から始まる夫婦の歩みが描かれた。続編では、その直後の物語として、2人のもとに養子の道哉(眞野)がやってくるほか、周の兄・栄(小林虎之介)の登場により再び試練が訪れる。

いち日を支える夫・周を演じた作間は、シーズン1から3年ぶりの続投。「シーズン1の時はスタッフさんとすごく楽しかったので、“シーズン2ができたらいいよね”とノープランで話していました。シーズン2が決まって率直にうれしかったですし、スタッフさんたちもほとんど変わらないと聞いていたので、京都の撮影場でお会いできるということで、故郷に帰る感覚ですごく楽しみでした」と笑顔を見せた。

前作では19歳で19歳の周を演じた作間。「年の差の結婚ということで、頭が良くて物事に熱心に取り組める素敵な少年というふうに思っていました。今もそれは変わらない認識ではあるので、僕は3年経ちましたが、同じようにできるように頑張りました」と語る。一方で、「声だったり体格も3年経つと変わってしまう部分があったので、差があまりないようにしたかったです。声の出し方など復習は多めにしました」と役作りも。しかし「小っ恥ずかしかったですね。2番手で意外と映っている時間が長くて、自分の作品を観るのは苦手なんですが、“これは仕事”と我慢して観るようにしました(笑)」と照れ笑いも見せた。


撮影初日には、門脇ふんするいち日とのキスシーンがあったという。「順を追って行こう、みたいな気持ちが普通のドラマだったらあるんですけど、シーズン2は同じスタッフさんだったので“2人ならいけるでしょう”という感覚でぶち込まれました(笑)」と振り返り、「まだ2人の空気感がいつも通りではないシーンだったので、人とのコミュニケーションが得意な門脇さんに助けられました。僕は人見知りがすごくて久しぶりだったので、初日はさすがに緊張しましたね」と本音を明かす。

門脇については、「すごいお芝居をされる大女優だなと思っていましたが、浴衣で畳に寝っ転がったりとか、そういう姿をたまに見せて、それが逆にスタッフさんの緊張を解すんです。一人ひとりに気を配る人で、仕事現場にいる時は常にオンでしたね」と、その人柄を称賛した。

この日は、いち日と周の養子・道哉役の眞野も登壇。初の連続ドラマレギュラー出演となった眞野は「最初は大人の人ばっかりで何を話して良いのか分からず、なじめないのかなと思いましたが、お父さん(作間)とお母さん(門脇)が優しくしゃべってくれたおかげで監督さんや共演者さんとも仲良くすることができました」と、しっかりとした口調で感謝を伝えた。

一方の作間は「“本当に緊張するだろうな?”と門脇さんと心配していましたが、皆から愛されてむしろ現場にいい柔らかさが追加された感じでした」と振り返る。「泣くとか弱音を吐くとかそういうのが多かったので、そういう日は朝から緊張していましたが、それを上手くやりきっていたのですごいなと思いました」と、称賛を惜しまななかった。

初めての父親役については、「不思議な気持ちになりましたね。この年齢でお父さん役かと。本編中でも周はそんな感じでしたが、子どもがいるという実感が分からないのをそのままやりましたね」と、新たな挑戦への手応えをにじませた。
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