大東建託は2月18日、「いい部屋ネット 街の幸福度&住み続けたい街ランキング2025<全国版>」を発表した。同調査は2021年~2025年(一部の回答のみ2020年・2019年を追加)、全国47都道府県居住の20歳以上の男女84万5,588名を対象に実施した。


同調査は全国の自治体を対象に、住民が実感する幸福感や定住意向を数値化したもので、地域の暮らしやすさを多角的に浮き彫りにしている。

街の幸福度(自治体)ランキングでは、「北海道上川郡東神楽町」が2年連続で1位を獲得した。2位には「長野県諏訪郡原村」が続いている。上位2自治体は偏差値80を超える極めて高い評価を得ている。3位には昨年9位から順位を上げた「和歌山県日高川町」がランクインした。

特筆すべき点として、幸福度のトップ10をすべて郡部の「町」や「村」が占めていることが挙げられる。居住者からは、家族の健康や日々の平穏、身近な人間関係の充実を幸せの理由に挙げる声が多く寄せられており、地方自治体における生活の質の高さが示された。

住み続けたい街(自治体)ランキングでは、昨年2位だった「兵庫県芦屋市」が首位で、2位は「長野県上高井郡小布施町」、3位は「神奈川県三浦郡葉山町」がランクインした。芦屋市は、交通の利便性や治安の良さに加え、整った街並みや豊かな自然が高く評価されている。この部門でも長野県の自治体の躍進が目立ち、原村や佐久穂町が新たにトップ10入りを果たすなど、特に信州エリアの人気が高かった。

地域への心情を測る指標では、街に誇りがある自治体として「長野県北安曇郡白馬村」が1位に選ばれた。街に愛着がある自治体では、「沖縄県中頭郡北谷町」が5年連続で首位の座を守っている。
愛着部門のトップ3もすべて郡部の町村が占め、独自の文化や自然環境が住民の深い帰属意識につながっていることがうかがえる結果となった。

都道府県別の集計においては、街の幸福度で「奈良県」が、住み続けたい街で「兵庫県」がそれぞれ5年連続のトップに輝いた。奈良県は沖縄県や滋賀県を抑えて安定した幸福感を提供し続けている。兵庫県は全国で唯一偏差値70台を記録するなど、定住先としての圧倒的なブランド力を示している。
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