「もしかしたら認知症かも」と思った人が医者のもとへ行くまでの平均期間4年間の間に、認知症になってしまう人は約50%。一方、認知症の一歩手前であるグレーゾーンから知能正常な状態を取り戻せる人は平均26%と言われています。
本記事では、認知症の進行を遅らせたり症状を緩和させたりする、認知症グレーゾーン時期の過ごし方を解説した『認知症グレーゾーンは分かれ道 「70歳でボケる人」と「90歳で脳が元気な人」ここで分かれる!』(朝田隆 著/興陽館 刊)から一部を抜粋して紹介します。
○歩けば歩くほど脳が目を覚ます
あなたはよく歩くほうでしょうか。
わたしはよく歩くほうだと答えられた方は素晴らしい。
歩けば歩くほど脳と体には良いからです。
筋トレだけではなく、是非スポーツにも積極的に取り組んでいただきたいと思います。中でも生活習慣病の改善にも効果があるといわれているウォーキング、サイクリング、水中ウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。もっとも始めやすいのはウォーキングだと思いますが、単に歩くだけではなく、効率よく酸素を取り込み、脳の喜ぶ歩き方を心掛けましょう。有酸素運動の効果は、今から20数年前に報告され、今日では世界的に定着しています。ウォーキングとか縄跳び、あるいは水中ウォークのように持久力アップ系の運動の多くが有酸素運動です。これによって前頭葉の機能が改善することは、繰り返し確認されてきました。
有酸素運動の代表であるウォーキングの効果を得るためには、できるだけ歩調を速めます。ハァハァと軽く息が上がり、これ以上だと苦しくて歩きながら喋れないという状態を目安にするとよいでしょう。
とはいえずっと早歩きはキツイので、私はまずゆっくり歩くウォーミングアップから始め、早歩きを1分、ゆっくり歩きを3分、早歩きを1分、ゆっくり歩きを3分というインターバルウォーキングを実践しています。少しずつ早歩きの時間を延ばしていき、最終的には早歩きの時間とゆっくり歩きの時間を逆転するのが目標です。
○『認知症グレーゾーンは分かれ道 「70歳でボケる人」と「90歳で脳が元気な人」ここで分かれる! 』(朝田隆 著/興陽館 刊)
「あれ? 最近もの忘れが増えたな」「とっさに人の名前が出てこない」。“認知症グレーゾーン”とは、認知症の一歩手前にあるそんなちょっとした変化があらわれ始める時のこと。実は、この時期の過ごし方こそが認知症を発症するか、引き返せるかの運命の分かれ道になります。本書では、認知症・老年医学の権威・朝田隆氏が、認知症予防に効果的な「脳トレ」「運動」「食事」「睡眠」をイラストも使ってわかりやすく解説。これらを無理なく習慣化するためのコツも書きました。
今ならまだ間に合います。 今日から実践して、認知症を予防しましょう!
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