Googleは2月27日、大学生向けGemini活用プログラム「Google AI 学生アンバサダー プログラム」における最後の月例イベント「Gemini Day for Education」を同社の渋谷オフィスで開催しました。
全国から同プログラムに参加している大学生が集まり最新のAI体験や活用事例などを共有する本プログラムは2025年7月に発表され、8月に活動をスタート。
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学生たちが半年間AIを探求、プログラムが卒業式を迎える
2025年8月に活動を開始した「Google AI 学生アンバサダー プログラム」は、AIを深く学び、活用法などを広げていく熱意を持った学生が集まるコミュニティです。215大学から800名以上の学生が参加し、プロンプトスキルを体系的に学べる Google 資格認定講座「Google Prompting Essentials 日本語版コース」の無料提供や、Geminiの活用/事例ワークショップなどが開催されました。
学生アンバサダー代表としてプログラム修了証書を受け取った吉田彩夏さん(名古屋大学情報学部4年)は、「アンバサダー活動を通してGeminiのいろいろな活用法を知ることができ、全国の仲間と出会えたので、本当に参加してよかったなと。同時に、私自身の挑戦の幅もすごく広がったことを実感しています」とプログラムに参加した感想を話しました。
プログラムを支援するGoogle Japan Head of Consumer Apps Marketingの福江麻衣氏は、参加している学生とミートアップで会うたび、その感性や情熱に多くの刺激を受けたとコメント。学生コミュニティから生まれたGeminiの活用事例は1,000近くにおよび、このうちいくつかのアイデアは紙の冊子にまとめられました。
福江氏はアイデア集について「世代を超えた多くの方々から実用的だと反響があった」と紹介し、「生成AIの特性を知って正しく活用し、効果的に使うことで、想像もつかないような素晴らしい未来を作っていってください」と、会場に集まった学生たちにエールを送りました。
プログラムには大学1年生から院生まで幅広く学生が集い、Googleとしても学生の熱量に手応えを感じていたといいます。プログラムはここで一旦終了しますが、プログラム向けのアンバサダー限定コミュニティを大学生なら誰でも参加できるよう開放し、継続的に運営を続け、新しいイベントの開催なども検討するとしました。
『ないものは作ればいい』AI活用で頭の中のアイデアを形に
今回の「Gemini Day for Education」では卒業式のほか、大学生アンバサダーがGeminiの活用で自らがどう変化したかを紹介するプレゼンテーションや、Google AI 学生アンバサダー プログラムの成果発表としてGemini活用ベストアイデア賞の投票が行われました。
プレゼンテーションでは「生成AIがいかに自らの可能性を解き放ったか」について、2名の学生が5分で自らの変化をピッチ(短時間プレゼン)しました。
登壇したうちの1人、管理栄養士の大内希海さん(神奈川県立保健福祉大学大学院)は、技術が不足していても、Geminiをエンジニアとして活用することで、自炊支援に加え、レシート画像から買い物金額や日付を抽出し、家計簿としても使えるアプリ「ゆるふわ自炊プランナー」を制作。栄養学とAIを組み合わせて管理栄養士の新しい価値を探る大内さんは、「ないものは作ればいい。私が管理栄養士だから諦めなくていいんだ」と気づかされたと話しました。
登壇したもう1人の学生アンバサダー、吉田彩夏さんは学生生活を送っていくなかでGeminiの役割が「理解のサポート役」から、アプリ開発やサークル運営といった「挑戦を形にするパートナー」へと進化したことを紹介しました。飲酒量をチェックする健康管理アプリの制作や、ボカロ(ボーカロイド)同好会運営の戦略をGeminiと練る経験などを通じて、「挑戦を形にする感覚」と「人に届く形に整える力」を得たといいます。
「もし皆さんの頭の中にやりたいことやアイデアがあるなら、Geminiにこう送ってみてください。『[あなたのやりたいこと]を実現する、最初の一歩は?』」(吉田さん)。
学園祭の負担を減らすPOSシステムも、Geminiベストアイデア賞
Gemini活用ベストアイデア賞は学生がコミュニティ内で発掘・応募したGeminiの活用ユースケースの中から優れたアイデアを4つ選出。4名が壇上で1分間ピッチし、集まった学生が特に「やってみたい!」「好きだな」と思うアイデアに投票するもの。候補となったGoogle AI 学生アンバサダーらのアイデアは次の4つです。
「最高の夏休み」を作るトラベルプランナー:濱田規史さん
→旅行のしおりと行程表を作成。旅行後は写真を動画化するアプリで思い出を共有
学園祭で役立つPOSレジ・デジタル整理券システム:堀太一さん
→軽量なPOS・整理券システムを作り学内イベントに導入。
複数の料理を効率よく進行、夜ごはん調理計画:伊藤有美歩さん
→料理の細かい工程表を作成、作業を効率化させる“考える負担”をGeminiへ
会話形式で理解度を高める音声学習コンテンツ:清水涼成さん
→授業などの録音データを取り込み、会話や要約など内容に応じた読み上げで理解を深める
投票結果は、“やってみたい賞”に堀太一さんのPOSレジ・デジタル整理券システムが、“これ好きです賞”に濱田規史さんの旅行プランナーが選ばれました。
エンジニアでもある堀さんが作成したPOSレジ・デジタル整理券システムは13店舗・4,000件の総取引件数・1,300人の整理券利用者を達成(東京理科大学にて、2025/11/22~23)。このシステムをさまざまな大学の学園祭で活用してほしいと期待を述べました。
また濱田さんは当初、AIを自分の楽しみや趣味のために使うことに抵抗があったそうですが、AIを楽しみながら使っている子供たちを見て考えが変わったそう。
Google AI 学生アンバサダーの方々は自分の中で“作りたいもの”が明確にあり、これを実現するため複雑で手間がかかる作業を効率的に行うツールとしてAIを活用している印象でした。











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