俳優の仕事は、芝居だけでは終わらない。作品を通して多くの方に知っていただけると、名前そのものが評価の対象になる――。
○『40までにしたい10のこと』出演をきっかけに感じる変化
俳優・庄司浩平の出演作品を放送する特集企画「2ヶ月連続 庄司浩平が煌めいて」が16日(19:00~)、日本映画専門チャンネルでスタートする。この特集では、風間俊介と共演したドラマ『40までにしたい10のこと』(テレ東系)やTV初放送の『朗讀劇「極楽牢屋敷」』の庄司出演回のほか、特別番組『SPインタビュー 庄司浩平』(4月6日ほか)などが放送される。
今回のインタビューは、この特別番組の収録後に行われた。形式は複数の媒体が参加する合同取材。6人の記者が庄司と対面する形で順番に質問を投げかけた。
特別番組『SPインタビュー 庄司浩平』では、ドラマ『40までにしたい10のこと』をはじめとする出演作についての思いや、これまでのキャリア、さらにはプライベートについても語っている。まずは、番組収録を終えた感想から教えてもらった。
「こうして特集していただくことは当たり前ではないと思いますので、非常にありがたいです。自分にとっても懐かしい作品から直近の作品まで取り上げていただけて、(自分のことを)最近知っていただいた方には過去の作品に触れていただくきっかけになりますし、 (自分の活動を)ずっと応援してくださっている方にも改めて振り返っていただけるすごくいい機会になるのかなと思います」
学生時代に電車内でスカウトされ、庄司浩平の芸能人生は始まった。特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』で俳優としての一歩を踏み出し、今年で6年目。「あまり仕事がなかった」という時期を経て(※『リアルサウンド』2025年7月18日掲載記事より)、昨年放送された『40までにしたい10のこと』出演を機に新局面を迎えているが、仕事への向き合い方で変わったことはあるのだろうか。
「矢印が自分だけではなく、多方面に向かうようになったと思います。それは特に『40までにしたい10のこと』で多くの方に知っていただいてから、その番組だけでなく、庄司浩平という名前に対して取材に来ていただくことも増えて。このように特集を組んでいただくのもその一つですが、ある種、番組という寄る辺(よるべ)がなくなる」
「僕個人について取材していただくとなると、評価軸がもっといろいろな方向に広がっていくと思っていて。そういった部分は、俳優だから芝居をしておしまい、というところから完全に逸脱している瞬間だと感じています。また、最近はバスケットボールや俳句の番組への出演、執筆業など何足もわらじを履いて活動しています。いろいろな面を知っていただくことに伴い、以前よりも責任を大きく感じています」
○新局面を迎えるなかでの胸中「過大評価されているような怖さも」
番組収録を見学していて、その言語化能力に驚かされた。作品ごとに語られるエピソードの内容が明瞭で、全く当時を知らないはずのこちらも場面場面を立体的に想像することができ、ほかの記者たちも彼の話に聞き入っているように見えた。
同じように感じていたのだろう。一人の記者が「自分の出演した作品を見返したり、振り返ったりすることがこれまでにもあったんですか?」と質問した。すると、庄司は「あまりなかったです」とポツリとこぼすように答えた。気恥ずかしさを含んだような響きのある声だった。
その記者が「それにしては、当時のことや役作りについて言葉がどんどん出てきている印象がありました。
「一つひとつの経験が充実していたからだと思います。『40までにしたい10のこと』や『仮面ライダーガヴ』で多くの方に知っていただけましたが、出演している本数自体は、まだまだ多くないので、それぞれの記憶が色濃く残っています」
「(自分は)ステップがゆっくりなのですが、その割にここ最近の一歩はちょっと大きすぎる感じもするし、自分の実力より過大評価されているような怖さもありますね」
○庄司浩平にとってインタビューとは?
インタビュー番組収録からの合同取材。インタビュー尽くしの1日だが、庄司にとってインタビューを受けることはどのような意味を持つのだろうか。思考の整理、第三者が介在した言葉の発信など、人によってその位置付けは様々な印象がある。庄司は「面白い質問ですね」と口元を緩め、こんなふうに話してくれた。
「以前はずっとインタビューされる側だったので、どのような質問が来るのかなと考えながら、答えることに必死でしたが、 読者の方に読んでいただくものですし、雑誌だったらお金を出して手に取っていただくものなので、内容が重なる部分のある質問にはできるだけ違うことを答えようと思っています。そういった部分で、インタビューは半分頭の体操になっているところもありましたが、この1年くらいで、バスケットボールや俳句の仕事でインタビュアー側に回る機会をいただくようになって、インタビュアーの仕事も大変であるということに気づきました」
「必死に仕事をしていく日々のなかで時々忘れてしまうことではありますが、僕の話を聞いていただくことは当たり前ではないですし、そのなかで僕の新しい部分を引き出していただける。本当に多くの時間を使っていただいている皆様には感謝しています」
その言葉一つでインタビュアーがどれだけ報われることか。「こちらこそありがとうございます」と改めて伝えたい。実際、一人の読者として、彼のインタビュー記事を読むのは面白い。それは読み手あってこその記事だという誠実さを、文字から感じられることも大きいのかもしれない。
最後に、バスケットボール、読書、語学と興味を持ったことをとことん突き詰めている彼に、日本映画専門チャンネルでどんな特集があったらうれしいかを聞いてみた。
「バスケットボールを題材にしたドラマや映画はそんなに多くなくて、特に日本映画に絞るとかなり少ないと思うので、そういった作品の特集を観てみたいです。あとは、僕はドラマや映画を観るときに日本語と英語2つの字幕を出して、英語の学習をしているのですが、日本映画のなかで挑戦的に日本語以外の言語を取り入れている作品の特集があると、語学を始めるハードルが全然違うと思うので、うれしいですね」
■プロフィール
庄司浩平
1999年10月28日生まれ、東京都出身。2020年、『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)でテレビドラマ初出演を果たす。2022年『Yohji Yamamoto POUR HOMME A/W 2022-23 COLLECTION』でパリコレデビュー。近年の主な出演作は、特撮ドラマ『仮面ライダーガヴ』(テレビ朝日系)、ドラマ『40までにしたい10のこと』(テレ東系)など。今秋放送予定のドラマ『俺たちの箱根駅伝』(日本テレビ系)への出演も決まっている。

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