Anthropicは4月6日、次世代AI基盤の拡充に向け、GoogleおよびBroadcomとの戦略的パートナーシップを大幅に拡大したことを発表した。
○契約の概要

発表によると、GoogleおよびBroadcomとの契約の下、次世代TPU(Tensor Processing Unit)で複数ギガワット規模のコンピューティング能力を確保する。
新設備は2027年以降に順次稼働を開始する予定で、大半は米国内に設置される。

2025年11月に表明した米国コンピューティングインフラ強化への投資コミットメントを、今回さらに大きく前進させるものだ。

合意の背景には、Claude需要の急拡大がある。同社の年換算売上高はすでに300億ドルを突破し、2025年末時点の約90億ドルから急速に拡大。年間100万ドル以上を支出する法人顧客数は、2月時点の500社超から1,000社超へと2カ月足らずで倍増した。

AnthropicでCFOを務めるKrishna Rao氏は「前例のない成長ペースに対応するため、これまでで最大規模のコンピューティング投資を約束する」と述べている。

Anthropicは現在、AWS Trainium、Google TPU、NVIDIA GPUと複数のハードウェアプラットフォーム上でClaudeを学習・稼働させており、ワークロードに応じた最適なチップの選択が可能だ。

主要クラウドプロバイダーおよびトレーニングパートナーはAmazon Web Servicesで、同社との大規模AIインフラ整備プロジェクト「roject Rainier」における協業も継続する。Claudeは現在、Amazon Web Services(Bedrock)、Google Cloud(Vertex AI)、Microsoft Azure(Foundry)の世界3大クラウドすべてで利用可能な唯一のフロンティアAIモデルとなっている。
編集部おすすめ