ただ、iPhoneで課金が正常に行われなくて、困っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、iPhoneで課金できない原因や解決法を解説していくので、お困りの方はぜひ参考にしてみて下さい。
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iPhoneで課金できない原因は?

iPhoneで課金できないのは、以下の8つの原因が考えられます。
- クレジットカードの有効期限切れ
- クレジットカードの利用上限額を超えている
- クレジットカードの利用料金を滞納している
- iTunesカードの入力ミス
- 携帯電話料金の滞納によるキャリア決済連携が解除されている
- 残高不足による未決済課金がある
- 通信環境によるエラー
- 多額課金による課金一時停止
では、iPhoneで課金できない原因を、ひとつひとつ確認していきましょう。
クレジットカードの有効期限切れ
iPhoneで課金できないのは、登録しているクレジットカードの有効期限が切れているのが原因として考えられます。
クレジットカードには一定の有効期限が決められていて、これが切れるとそのクレジットカードは使えなくなってしまいます。
クレジットカードの有効期限はカードの表面に記載されているので、まずは有効期限が切れているクレジットカードを登録していないか確認してみましょう。
クレジットカードの利用上限金額を超えている
「現在のお支払い方法はご利用になれません」というエラーが表示された場合は、クレジットカードの利用上限金額を超えているのが原因のひとつとして考えられます。
クレジットカードは「お金を支払っている」という認識が薄れやすいため、気づいた時には利用上限金額を超えるまで使っていた…という状況に陥りやすいです。
そのため、今お使いのクレジットカードの利用上限金額を超えていないか、一度チェックしてみて下さい。
クレジットカードの利用料金を滞納している
クレジットカードの場合、利用料金の支払いは引き落とし日にまとめて行われますよね。
ですが、銀行口座の残高不足などで支払いが行えず、滞納が長期間続けば、そのクレジットカードは利用できなくなってしまいます。
そのため、iPhoneで課金できない場合は、Apple IDに登録しているクレジットカードの利用料金を滞納していないかどうか、一度確認してみてみましょう。
クレジットカードで滞納が発生していて今すぐ全額返済できるのであれば、すぐに滞納分を支払って下さい。
もし、全額支払えそうにない場合でも、一度クレジットカード会社に連絡をして返済計画の相談をしてみて下さいね。
支払えないからといってそのまま放置してしまうと、最悪クレジットカード会社から訴訟を起こされてしまう可能性もあります。
iTunesカードの入力ミス
iPhoneの課金の支払いでiTunesカードを指定している場合は、iTunesのカード番号の入力にミスがある可能性があります。
iTunesカードの番号が正しく入力されていないと、残高が足りている状態でも支払いは正常に行われません。
カードの番号を手動で入力した場合、入力時に誤って別のキーを入力してしまったのかもしれませんね。
そのため、iTunesのカード番号が正しく入力されているかどうか見直してみましょう。
携帯電話料金の滞納によるキャリア決済連携が解除されている
iPhoneで課金した分の支払いは、携帯電話料金と合算して請求される「キャリア決済」にも対応しています。
キャリア決済を支払い方法に指定している場合は、携帯電話の料金を滞納しているせいで、キャリア決済の連携が解除されているのが原因かもしれません。
docomoでもauでもSoftBankでもそうですが、携帯電話料金の支払いが確認できないと、キャリア決済の利用が一時的に止められてしまいます。
そのため、携帯電話料金をすぐに支払ってキャリア決済を使えるようにするか、別の支払い方法を指定するようにしましょう。
残高不足による未決済課金がある
アプリ内で課金をしようとした時、その時点で残高不足による未決済課金があると、課金手続きが正常に行われなくなってしまいます。
なぜなら、お使いのiPhoneで未決済があるとApple IDが一時的に利用停止になってしまうからです。
この場合、iTunesカードの番号を入力して決済を終わらせれば、元通り課金が行えるようになりますよ。
通信環境によるエラー
アプリ内で課金するためには、お使いのiPhoneがインターネットに接続されている必要があります。そのため、iPhoneで課金できないのは、
- インターネットに接続されていないか、接続が不安定になっている
- データ通信量の上限を超えて速度制限がかかっている
など、通信環境によるエラーが発生しているのが原因かもしれません。
多額課金による課金一時停止
最近、ゲームに課金しすぎて借金地獄にハマってしまったり、子供が勝手に親のクレジットカードを利用して高額な料金を請求されるといった課金トラブルが増えています。
そういったことが背景にあるからか、短期間で多額の課金があると、課金ができないようにAppleが制限をかける場合があります。
特に支払い方法にクレジットカードを指定している方の場合は、課金額が高額になりやすい傾向があるので注意して下さい。
iPhoneで課金できない原因『課金制限』

iPhoneで課金できないのは、お使いの端末に課金制限がかかっている可能性も考えられます。
課金制限とは?
iPhoneには、アプリや動画などのコンテンツの利用、webサイトの閲覧、アプリや端末の使用時間など様々な機能に制限をかけられる機能(ペアレンタルコントロール機能)があり、その中に「課金制限」も含まれています。
先ほども申し上げましたが、子供が親のクレジットカードを勝手に使って高額な課金額を請求された…などの課金トラブルが急増しています。
そんな時に子供のiPhoneに「課金制限」を設定しておけば、子供がアプリ内で勝手に課金してしまうのを防ぐことができますよ。
課金が制限されているか確認する方法
親が子供のiPhoneに課金制限をかけている場合、子供は親の了承を得ないとアプリ内の課金ができなくなります。
では、課金が制限されているか確かめるためにはどうすれば良いのでしょうか?
それを確認するためには、以下の手順で操作を行って下さい。
なお、iOS11以前は「機能制限」という名称でしたが、iOS12へアップデートされてからは「コンテンツとプライバシーの制限」に名称が変更されています。
ここでは、iOS12以降のiPhoneを使っていると想定して操作手順を説明していきますね。
「設定」アプリを開いたら、「スクリーンタイム」を選択します。
「コンテンツとプライバシーの制限」を選択して下さい。
「コンテンツとプライバシーの制限」の右横のトグルスイッチが緑色になっている場合は、「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップしましょう。
「App内課金」が「許可しない」に設定されていれば、アプリ内の課金が制限されています。逆に、「許可」に設定されていれば、課金制限はかかっていません。
課金したいときは設定者に相談する
親が子供のiPhoneに課金制限をかけている場合、子供は勝手に課金制限を解除することはできません。
設定者が決めたパスコードを入力しないと、課金制限の解除はできない仕様になっています。
そのため、子供がアプリ内で課金を行いたい場合は、課金制限をかけた設定者に相談して解除してもらうしか方法はありません。
iPhoneで課金できない時の解決法

iPhoneで課金できない原因が分かったところで、実際にそのような場面に直面した時の具体的な解決法をご紹介していきます。
安定した通信環境下で試す
iPhoneの課金手続きは、通信環境に問題があると正常に行われません。
そのため、iPhoneで課金ができない場合は、まずお使いのiPhoneがインターネットにきちんと接続されているかどうかチェックして下さい。
また、スマホの場合はデータ通信量の上限を超えると速度制限がかかってしまうため、自宅のWi-Fiなど安定した通信環境下でインターネットに接続してから、再度課金手続きを行ってみましょう。
クレジットカード・iTunesカードの情報を修正
クレジットカードによる支払い、iTunesカードによる支払いのどちらにも言えることですが、カードの番号やセキュリティコードなど入力した情報が間違っていると、正常に課金が行われません。
ただ、最近のiPhoneではクレジットカードやiTunesカードをカメラで読み取ることもできるので、その方法なら入力ミスはほとんど起きないでしょう。
ただ、カメラで読み取って入力する方法でも、入力された情報は絶対に正しいとは言いきれないので、本当に正しい情報が入力されているかどうか一度確認することが大切です。
もし、支払い情報が間違っていた場合は、早めに修正を行いましょう。
支払い情報を修正する時には、以下の手順で操作を行って下さい。
「App Store」を起動したら、画面右上にある自分のアイコンをタップします。
アカウント画面を開いたら、一番上に表示されている自分の名前をタップして下さい。
「お支払い情報を管理」を選択しましょう。
すると、既に設定している支払い方法と詳しい情報が表示されるので、入力した情報が間違っている場合はそこで修正を行います。
多額課金で一時停止の場合はAppleサポートへ連絡
短時間で多額の課金が発生すると、これ以上課金できないようにApple側で制限がかけられてしまうこともあります。
多額課金が原因で課金できない場合は、一時停止の措置を解除してもらうため、Appleサポートにメールや電話で一度連絡をしてみて下さい。
Appleサポート
iPhoneで課金できないときの最終手段『iTunesカード』

クレジットカードやキャリア決済による支払いが行えない場合、コンビニや家電量販店などで手に入るiTunesカードでの支払いをおすすめします。
iTunesカードは、13歳以上の方なら誰でも簡単に手に入れられますし、プリぺイド式のカードなので使い過ぎの心配もありません。
iTunesカードなら制限がない
支払い方法をクレジットカードやキャリア決済に指定している場合、クレジットカード会社や携帯電話会社によっても異なりますが、基本的に利用金額の上限が定められています。
利用金額の上限を超えてしまうと、クレジットカードやキャリア決済での支払いが行えなくなるため、残高不足による未決済課金が発生し、新たに課金手続きが行えなくなってしまいます。
また、クレジットカードに設定している場合、後で高額な料金が請求されないよう、短時間で課金が発生した場合は一時的に課金手続きが行えなくなることも。
一方、iTunesカードであれば、利用金額の上限が定められておらず、無制限で課金することが可能です。
なので、iPhoneで課金できなくなった時は支払い方法をiTunesカードに変更するのもひとつの手ですよ。
iTunesカードの登録方法
iTunesカードで課金を行うためには、Apple IDにiTunesカードを登録しておく必要があります。
カード情報を登録する際には、以下の手順で操作を行って下さい。
「App Store」を起動したら、画面右上にある自分のアイコンをタップします。
アカウント画面を開いたら、「ギフトカードまたはコードを使う」をタップして下さい。
番号をカメラで読み取る場合は「カメラで読み取る」、番号を手入力する場合は「コードはキーボードでも入力できます」を選択しましょう。
これでApple IDにiTunesカードが登録され、課金できるようになります。
なお、iTunesカードの残高が不足すると正常に課金手続きが行われないので、残高があるかきちんと確認しておきましょう。
iPhoneで課金できない時は支払い情報を確認!
以上で、iPhoneで課金できない原因と解決法を解説してきました。
iPhoneで課金できないのは、支払い情報の入力ミス、利用金額の滞納や上限を超えてしまっている、短時間で多額課金したなどの様々な原因が考えられます。
まずは原因を突き止めて、それからこの記事でご紹介した解決法をひとつひとつ試してみて下さい。
また、あなたが未成年の場合は、親に課金制限がかけられている可能性もあるでしょう。
その場合は、課金制限を親に解除してもらうしか方法はありません。
最近、アプリ内課金でお金をつぎ込んでしまい、借金地獄にハマってしまう方も少なくありませんから、課金はほどほどにしてゲームを楽しんで下さいね。