Twitterを利用している時やアカウントを作成しようとした時、なぜか「問題が発生しました」というエラーメッセージが表示されて先に進めなかった、なんて経験はありませんか?
そこで今回は、「問題が発生しました」と表示される原因や対処法を解説していきます。
Twitterで「問題が発生しました」と表示される原因《検索編》
Twitterでツイートを検索した時、「問題が発生しました」と表示されて検索できないことがあります。
では、検索時に起こるエラーの原因を詳しく見ていきましょう。
通信環境が良くない
Twitterでツイートを検索した時に「問題が発生しました」と表示される一番の原因は通信環境です。
具体的には以下の原因が挙げられます。
- 端末のネットワーク接続が途中で切れている
- トンネルや地下鉄の中などネットが繋がりにくい場所でアクセスしている
- Twitterにアクセスが集中して繋がりにくい状況になっている
通信環境が不安定だと、正常にデータを送受信できない場合があるので、このようなエラーメッセージが表示されるのです。
そのため、まずは通信環境を改善してからもう一度Twitterにアクセスしてみましょう。
アプリの不具合
通信環境に問題がない場合は、Twitterのアプリに一時的な不具合が発生している可能性があります。
ツイートを検索した時に検索結果が表示されないなど、このような小さな不具合は頻繁に起こるものです。
この場合、アプリを再起動すれば直ることが多いので、エラーメッセージが表示された時は一度試してみて下さい。
Twitter側の不具合
アプリを再起動しても直らない場合は、ユーザー側ではなくTwitterのサーバーに不具合が発生しているかもしれません。
この場合、ユーザー側で対処できることは何もないので、システムの復旧が終わるまでしばらく待つしかありません。
なお、Twitterの公式アカウント(@TwitterJP)を確認すれば、Twitterのサーバーに不具合が発生しているか把握できるでしょう。
Twitterの「問題が発生しました」への対処法《検索編》
ツイートを検索した時にエラーが起こった場合は、以下の5つの対処法を順番に試してみて下さい。
しばらく待つ
Twitterでツイートを検索した時に「問題が発生しました」と表示された場合は、しばらく待ってから再度同じワードで検索をかけてみて下さい。
エラーの原因がTwitterの不具合であれば、時間を置くことで不具合が解消されるので、今まで通りツイートを検索できるようになるでしょう。
別のアカウント/ブラウザを使う
複数のアカウントを所有している場合は、サブ垢から検索をかけてツイートが正常に表示されるか確認してみましょう。
また、Twitterアプリでこのエラーメッセージが表示されたのであれば、ブラウザ版のTwitterにアクセスして検索をかけるのもひとつの方法です。
フィルターを外す
Twitterでは、設定次第でセンシティブな内容を含むツイートを非表示にできたり、ユーザーや場所を絞り込んで検索をかけたりすることができます。
センシティブな内容とは、具体的にいうと以下のような内容を指します。
- 写実的な暴力描写
- 成人向けコンテンツ
- 強姦及び性的暴行に関するコンテンツ
- グロテスクなコンテンツ
- ヘイト表現を伴う画像
出典:Twitterヘルプセンター
「問題が発生しました」と表示されるのは、この検索フィルターが原因である可能性も考えられます。
ですので、検索をかけた時にエラーが発生した場合は、一度検索フィルターを外してみましょう。
センシティブな内容を含むツイートを表示させる方法
まずは、センシティブな内容を含むツイートを表示させる方法をご紹介します。
なお、iPhoneを使用している場合はアプリからでは設定を変更できないので、ブラウザ版のTwitterから変更する必要があります。
<iPhoneの場合>
ログインした状態でTwitterの公式サイト(https://twitter.com/)を開いたら、画面左上のプロフィールアイコンをタップします。
メニューの中から「設定とプライバシー」を選択しましょう。
設定画面を開いたら、「プライバシーとセキュリティ」をタップして下さい。
「センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」にチェックを入れれば、設定は完了です。
Androidを使用している場合は、ブラウザ版だけでなくアプリからでも設定を変更できます。
具体的な操作手順は以下の通りです。
Androidの場合
検索フィルターの設定を変更する方法
フォロー中のユーザーや、自分の近くにいるユーザーのツイートのみ表示されるように検索フィルターを設定している場合は、設定を変更して検索範囲を広げてみましょう。
設定を変更する時の具体的な操作手順は以下の通りです。
<操作手順>
アプリを開いたら、画面下の虫眼鏡アイコンをタップします。
検索ボックスに適当なワードを入力して検索をかけましょう。
検索結果が表示されたら、検索ボックスの右横にあるアイコンをタップして下さい。
すると、検索フィルターの設定画面が表示されるので、「すべてのアカウント」「すべての場所」にチェックを入れて、画面右上の「適用」をタップします。
こうすることで、フィルターがかかっている状態だと検索結果が表示されなかったワードでも、フィルターを外した後なら検索結果が表示されるかもしれません。
通信環境を改善する
通信環境に問題がある場合は、通信環境を改善する必要があります。
トンネルや地下鉄などネットが繋がりにくい場所にいるなら場所を移動してみたり、電波強度が強いWi-Fiに接続し直してみたりしましょう。
また、モバイルデータ通信で接続しているならWi-Fiに、Wi-Fiで接続しているならモバイルデータ通信に切り替えるなどしてみて下さい。
アプリを再起動する
上記の対処法を試してもダメな場合は、一旦Twitterアプリを終了させてから再度起動してみて下さい。
アプリの不具合がエラーの原因であれば、再起動するだけで不具合が解消されることが多いです。
Twitterで「問題が発生しました」と表示される原因《アカウント作成編》
アカウントを作成しようとした時、「問題が発生しました」と表示されて作成できないこともあります。
では、アカウント作成時に起こるエラーの原因を詳しく見ていきましょう。
メールアドレスが既に使われている
アカウント作成時に「問題が発生しました」と表示された場合、登録しようとしていたメールアドレスが既に使われている可能性が高いです。
既にメインのアカウントを所有していて、別のアカウントを作成しようとした時、メインアカウントと同じメールアドレスで登録していませんか?
Twitterでは複数のアカウントを作成できますが、メールアドレスが重複してしまうとエラーが起きるので、違うメールアドレスで登録を試してみて下さい。
使い捨てメールアドレスを登録しようとした
「ワンタイムメール」や「sute.jp」など、使い捨てメールアドレスを登録しようとすると、このようなエラーメッセージが表示される場合があります。
携帯キャリアのメールアドレス、仕事やプライベートで使用しているメールアドレスを登録したくない時は、YahooやGmailなど大手のメールサービスでアドレスを作成し、アカウントに登録すると良いでしょう。
パスワードに問題がある
メールアドレスに問題がない場合は、パスワードに問題がある可能性があります。
具体的な原因は以下の通りです。
- パスワードの文字数が少なすぎる
- 全角文字・記号を使用している
エラーメッセージが出てアカウントが作成できない時は、全角になっていないか確認する、文字数を増やすなどして対処しましょう。
認証コードの入力を何度も間違えた
メールアドレスの代わりに電話番号で登録するには、SMSに記載されている6桁の認証コードを正しく入力する必要があります。
この入力を何度も間違えてしまうと、「問題が発生しました」と表示されて作成できません。
別のアカウントが凍結されている
過去にTwitterを利用していてアカウントが凍結されたことはありますか?
アカウント作成時にエラーが発生する場合はそれが原因である可能性が高いです。
Twitterでは、ルールに違反するツイートを繰り返し投稿したり、別のユーザーになりすまして利用したり、スパム行為を行ったりすると、最悪アカウントが凍結される可能性があります。
なお、最近では過去に凍結されたことがあるユーザーが別のアカウントを作成できないよう、Twitterの取り締まりが強化されています。
凍結を解除すればエラーメッセージが表示されなくなり、普通にアカウントを作成できるかもしれませんよ。
Twitterの「問題が発生しました」への対処法《アカウント作成編》
アカウント作成時にエラーが起こった場合は、以下の3つの対処法を順番に試してみましょう。
別のメールアドレスを取得する
別のアカウントで登録されているメールアドレスや、使い捨てメールアドレスを登録しようとすると、「問題が発生しました」と表示されてしまいます。
そのため、YahooやGmailなど大手のフリーメールサービスでアドレスを取得し、それを使用してアカウントを作成できるか試してみましょう。
電話番号で登録する
Twitterのアカウントは、メールアドレスの代わりに電話番号を登録して作成することもできます。
もし、メールアドレスで登録しようとした時にエラーが発生するのであれば、電話番号を使用して登録してみるのもひとつの方法です。
ちなみに、携帯電話の番号だけでなく、固定電話の番号で登録することも可能です。
ただし、050から始まるIP電話の番号は使用できません。
アカウントの凍結を解除
過去に使っていたアカウントが凍結されている場合、凍結を解除すればアカウント作成時にエラーメッセージが表示されなくなるでしょう。
凍結を解除する方法は以下の2つあります。
- 電話番号を登録する
- Twitterに異議申し立てを行う
1回目の凍結であれば、電話番号を登録するだけで簡単に解除できるでしょう。
しかし、2回以上凍結されている場合は、異議申し立てを行わないと解除できないパターンがほとんどです。
なお、申し立てをしたからといって100%解除されるわけではないので、その点は注意して下さい。
具体的な操作手順は以下の通りです。
<操作手順>
凍結されているアカウントにログインしたら、Twitterのヘルプセンター(https://help.twitter.com/ja)にアクセスします。
そうしたら、画面右上の三本線アイコンをタップしましょう。
「お問い合わせ」をタップして下さい。
「ログインとアカウントの問題が発生した」を選択します。
赤枠で囲っている部分を選択しましょう。
フォームに必要な情報を入力して送信して下さい。
申し立てを行ってから数日経ったら、再度アカウントにログインして解除されているか確認して下さい。
解除されれば、問題なくアカウントを作成できるようになるでしょう。
それでも「問題が発生しました」と表示される場合は?
今までご紹介してきた対処法を試してもエラーが起こる場合は、さらに以下の3つの対処法を試してみて下さい。
アプリを最新版にアップデート
アプリは定期的にバージョンアップが行われており、最新版が配信されたらその都度アップデートしなければなりません。
デフォルトの設定ではアプリが自動アップデートされるようなっていますが、アプリが意図せずアップデートされないよう、自動から手動に設定を切り替えている方もいます。
ただ、アップデートを怠ってしまうと、不具合やバグが残ったままになるので、エラーが発生する可能性が高くなるのです。
そのため、「問題が発生しました」と表示された場合は、アプリストアを開いて最新版にアップデートできるか確認してみましょう。
もし最新版が配信されていたら、早めにアップデートを行って下さい。
キャッシュを削除する
Twitterアプリを最新版にアップデートしても直らない場合は、アプリのキャッシュを削除してみて下さい。
キャッシュ:端末内に一時的にデータを保存しておくことで、一度開いたアプリの表示を高速化できる仕組みのこと
キャッシュのおかげでTwitterをサクサク使えるのですが、定期的に削除しないとアプリの動作に問題が起きることがあります。
そのため、「問題が発生しました」と表示された時は、iPhoneをお使いの場合はブラウザから、Androidをお使いの場合はアプリからキャッシュを削除しましょう。
<iPhoneの場合>
Twitterアプリを開いたら、画面左上のプロフィールアイコンをタップします。
メニューの中にある、「設定とプライバシー」をタップしましょう。
設定画面を開いたら、「データ利用の設定」をタップして下さい。
「メディアストレージ」と「ウェブサイトストレージ」のそれぞれをタップして、キャッシュを削除しましょう。
Androidの場合
アプリを再インストール
上記の対処法を全部試してもダメな場合は、Twitterアプリを一旦削除してから再度インストールしてみましょう。
アプリを削除しても、アカウントのデータは削除されないので安心して下さい。
なお、再インストールすると再びログインが必要になるので、アプリを削除する時は登録しているメールアドレスやパスワードをしっかり控えておきましょう。
「問題が発生しました」と表示されたら原因に合った対処法を試してみよう!
Twitterを利用している時に「問題が発生しました」と表示されるのは、アプリや端末の不具合、通信環境の問題など様々な原因があります。
また、アカウントを作成する時に表示される場合は、メールアドレスや電話番号などに問題があるか、過去にアカウントを凍結されたのがエラーの原因である可能性が高いでしょう。
まずは、エラーの原因を突き止めて、それから原因に合った対処法をひとつひとつ試してみて下さい。
もし全ての対処法を試してもダメなら、Twitter側に不具合が起きている可能性が高いので、システムの復旧が終わるまでしばらく待ちましょう。