皆さんは、削除したいツイートと言われて思い浮かぶものはありますか?
1つや2つであれば消すのも簡単ですが、一気に消したい方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、削除したいツイートを簡単に絞り込める期間指定検索やツールを使った便利な削除の仕方を説明していきます。
【Twitter】過去のツイートを期間指定・選択して削除したい!
Twitterを長く使っている方は、消したいツイートまで遡るのも大変ですよね。
そんな時は、過去に投稿した期間を指定、選択して消せれば便利です。
ここでは、Twitterの仕様上の面倒な点を快適に変えられるツールを見ていきましょう。
ツイートは1つずつしか消せなくて面倒!
TwitterアプリやWEB版のTwitterでは、ツイートを1つずつしか削除できないので面倒です。
ですが、外部ツールを使用すれば、該当のツイートを一気に削除することが可能です。
また、期間を指定して削除できるものもあるので、効率よくツイートを削除することもできますよ。
【Twitter】ツイートを期間指定・選択して削除する前に《注意点》
「ツイートを消したはずなのにタイムラインに残っているのはどうして?」「削除済のツイートは削除前の状態に復旧できないのか」など、ツイートの削除に関して疑問を持っている方もいるのでしょうか。。
そこでツイートの削除方法やツールの使い方を紹介する前に、まずはツイートを削除する際に考慮しておきたいことをいくつかおさらいしておきましょう。
削除した後は更新しよう
1つ目の注意点は、「ツイートを削除した後はタイムラインを更新する」ことです。
ではなぜ、タイムラインの更新が必要なのでしょうか。
それは、ツイートを削除したという情報をタイムラインに反映させるためです。
よく見かける質問として「削除したはずのツイートがタイムラインに残ってるのはなぜ?」というものがあります。
これはツイートの削除操作を行った後、タイムラインの更新を怠ったために、削除したという情報が反映されないままだったのです。
ツイートを削除した後はタイムラインの更新をして、ツイートが消えているかチェックを欠かさずに行いましょう。
アプリとの連携を削除しておこう
2つ目の注意点は、「ツール使用後はアプリとの連携を切断しておく」ことです。
先ほども紹介した期間指定などの便利機能が備わったツールですが、使用時にはTwitterアプリと連携する必要があるのです。
ツールとアプリを連携させる行為自体は悪いことではありませんが、全く弊害がないとも限りません。
連携させるとツールがアカウント情報などにアクセス可能な状態になります。
そして、万が一ツールがハッキングされたり、何らかの不具合が生じた時にツールと連携しているTwitterアカウントの重要な情報が漏洩する可能性もあります。
そのため、使用していない時にはツールとアプリの連携を切断しておきましょう。
削除すると復元はできない!
3つ目の注意点は「削除済のツイートは復元できない」ことです。
ツールやTwitterアプリから削除済のツイートを復元することは不可能です。
ツールによっては削除したツイートをチェックできるものもありますが、ツイート自体をタイムライン上に再表示させるのは不可能なのです。
ツイートの中には、いいねやRTを多くもらった投稿や親しい友人とのやりとりが残されているものもあります。
そういったツイートを誤って消してしまうことがないように、削除する前に本当に消していいものか再検討してから削除を実行しましょう。
必要ならツイート履歴をダウンロードして
4つ目の注意点は、「ツイート履歴でツイートの保存、ダウンロード」です。
ツイート履歴のダウンロードはツールによるサービスではなく、Twitter公式からリリースされている機能です。
これの機能を使うことで、ダウンロード時に投稿、保存されている全てのツイートの履歴を保存、ダウンロードできます。
Twitter版のバックアップ機能といったところでしょうか。
ただ、ツイート数など履歴の内容によっては、ダウンロード終了まで数日かかる場合があります。
【Twitter】ツイートを期間指定・選択して削除する方法《手動》
ここからは、Twitterアプリやブラウザからツイートを手動で削除するやり方を見ていきましょう。
削除機能の基本的な使い方や手順のほか、過去ツイートを整理するのに便利な期間指定検索を説明します。
過去ツイートを期間指定検索して削除しよう
期間指定検索を使えば期間を絞りこんでツイートを表示させられるため、削除したいツイートを探しやすくなります。
期間指定検索には「指定した期間から投稿を表示する方法」と「指定した期間までの投稿を表示させる方法」があります。
検索・削除方法と手順
ツイートを指定期間検索する方法を説明します。
Twitterアプリで指定期間検索を使う場合には「コマンド検索」を行う必要があります。
まずTwitterアプリの下部の「検索アイコン」をタップし検索メニューを開きます。

「キーワード検索」からまずユーザー名を絞り込むコマンド「from:ユーザー名」を入力します。この際に使用するユーザー名は「@~」で表示されるものです。これで自分のアカウントを絞り込めました。

続いて期間指定のコマンドを入力します。

削除したい投稿のメニューを開いてツイートを削除します。


【Twitter】ツイートを期間指定・選択して削除する方法《ツール》
続いて、ツールを使って期間指定したツイートを一括削除する方法を説明します。
ツールによって「期間指定の設定を細かく調整できるもの」や「指定した期間よりも前のツイートを整理する」ものなどがあります。
いくつか紹介するので参考にしてみてください。
「黒歴史クリーナー」を使う
ツイートを期間指定削除できる1つ目のツールは「黒歴史クリーナー」です。
黒歴史クリーナー
このツールは3200件のツイートをひっくるめてお掃除できます。
「日付の指定」だけでなく「レスポンスやお気に入りの削除防止機能」など期間指定の際の設定も行えるという特徴があります。
それでは、この黒歴史クリーナーの使い方を説明します。
黒歴史クリーナーの使い方
黒歴史クリーナーのサイトページを開き「Twitterでログイン」ボタンを押します。「連携アプリを認証」からTwitterとツールを連携させます。

削除オプションからツイートの絞り込みをします。


日付設定で「from」いつから「to」いつまでのツイートを削除するか選択します。その他リプライなどの保護設定を必要あれば行います。

「削除を開始する」ボタンをタップで削除完了です。

下記の記事でも黒歴史クリーナーについて紹介しているので参考にしてみてくださいね。
【Twitter】黒歴史クリーナーで全ツイート一括削除!使い方と注意点
「ツイートの一括削除ツール!」を使う
期間指定してツイートを削除できる2つ目のツールは、「ツイートの一括削除ツール」です。
ツイートの一括削除ツール
この削除ツールは期間指定はもちろん、ツイートの画像の有無や入力した文字列の有無など細かい検索設定で目当てのツイートを絞り込めます。
削除対象の総ツイート数が削除前に確認可能なので、どれくらいツイートを整理できたのかわかりやすいです。それでは使い方を説明していきます。
ツイートの一括削除ツールの使い方
ツールとTwitterの連携を許可します。

WEB上で削除するか、ツイートデータから削除するか選択します。ここでは説明のためにWEB上で削除するやり方をとっています。

削除したいツイートの検索設定を設定し、「削除対象ツイート数を取得」ボタンをタップします。

削除対象のツイートを確認したら「確認終了」をタップします。


「削除実行」をタップすると再度確認画面が表示されるので「OK」をタップして削除完了です。


「TweetEraser」を使う
期間指定してツイートを削除できる3つ目のツールは、「TweetEraser」です。
TweetEraser
このツールには3つのプランがあり、プラン内容によって機能や削除可能なツイート数が異なります。
プランは「FREE Eraser」「Standard Eraser」「Premium Eraser」の3つです。無料版は検索条件が3つまでしか使えないなど制限はありますが、3200件のツイートが削除できます。
TweetEraser使い方
3つ並んだうちの一番左のFREE Eraserをクリックします。「Just sign in with Twitter」をクリックしてTwitterと連携します。

画面左に表示されているメニューの「tweets」をクリックします。

「Cancel For Now」をクリックします。

画面右側の「advanced search」から条件を絞り込んだら「search」をクリックします。

条件にマッチしたツイートの確認ができるので、削除したいツイートの左側のチェック欄にチェックを入れます。

「Delete Tweets」をクリックします。選択したツイートのみ削除する場合は「Selected Tweets Only」、読み込んだツイート全部削除する場合は「found Tweets」をクリックします。

「TweetDelete」を使う
期間指定可能なツール4つ目は「TweetDelete」です。
TweetDelete
これは指定した期間よりも古いツイートを自動で消すツールです。選択できる期間は「1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年」と細かく指定できます。
自動削除に特化しているためその他に細かな設定はありませんが、連携すれば自動で削除する点が大きなメリットです。
TweetDelete使い方
ツールとTwitterの連携を許可します。

「Age Of tweets to delete」から期間を指定します。「All my tweets」で全ツイートの削除も可能です。

「Only tweets containing this word/phrase」で入力した単語が含まれるツイートの絞り込みなどもできます。

「Run this task」で設定した条件での削除を今回だけ実行するのか、数日後にまた実行するのか選択できます。

【Twitter】ツイートを期間指定・選択して削除する方法《自動削除》
ここからは投稿を自動で削除してくれるツールやアプリをいくつかご紹介します。
「Xpire」を使う
ツイートを自動削除できる1つ目のアプリは、「Xpire」です。
Xpire - Clean up social media

開発:Xpire, LLC
掲載時の価格:¥490
Ver:iOS 3.3
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
Xpireはスマホ用のアプリでこれから投稿するツイートに前もって公開期間を設定しておき、期間がすぎたツイートを自動で削除する機能が備わっています。
設定できる期間は「1分、5分、10分、30分、1時間、5時間、10時間、1日、5日、1週間、1ヶ月、半年、1年」から選べます。この機能はXpireアプリのツイートの投稿操作画面から操作で使えるようになります。
Xpire使い方
お好みの期間を選択して投稿すれば完了です。
「Tweet Deleter」を使う
ツイートを自動削除できる2つ目のツールは、Tweet Deleterです。
Tweet Deleter
このツールには2つの自動削除機能があります。
1つは連携アカウントのツイート総数の上限を設定して設定数をオーバーしないよう削除させる機能、2つ目はツイートの公開期間を指定して期間を超過したツイートを自動で消す機能です。
自動削除機能は有料プランの機能ですが、かなり使いやすいフォーマットなので、ツイート数を管理したい方にはおすすめです。
Tweet Deleter使い方
あとはお好みで公開期間や上限のツイート数を入力して「確定」をクリックするだけです。削除可能なツイート数は3200件までで、それ以上のツイートは削除できないので注意が必要です。
「ツイートタイマー」を使う
ツイートを自動削除できる3つ目のツールは、ツイートタイマーです。
ツイートタイマー
このツールはXpireと同じようにツイートの削除を予約できるツールです。ただXpireよりも細かく1分単位の時間設定ができます。
ツイートタイマー使い方
ツールとTwitterの連携を許可します。

削除したいツイートに「#(日)d(時)h(分)m」とタグ付け設定を行い投稿します。例えば「#1m」と対象のツイートにタグ付けします。

ツイートから1分後に対象ツイートは自動で削除されます。

また、ツイートの「#」は他のユーザーのタイムラインからは見えていません。
ツールやアプリを使った期間指定検索で過去のツイートをストレスなく消そう
自分が過去に投稿したツイートを削除するには、手動削除、自動削除、ツールを使用する方法があります。
ぜひ自分に合った方法でツイートを削除してみてくださいね。