今回の記事では、iPhoneを使ってSafariからWebサイトの画像を保存する方法について解説していきます。
iPhoneユーザーであればすでに利用したことがある方も多いと思いますが、「使い始めたばかりの方」や「もう1度確認しておきたい方」はぜひチェックしてみてください!
【iPhone】SafariからWebサイトの画像を保存したい!《基本知識》
まずは、SafariからWebサイトの画像を保存する際の《基本知識》について確認していきましょう。
保存操作をする前にiPhone本体の設定を確認しておく必要もあるので、これからご紹介する基本知識はしっかり覚えておいてくださいね。
iOSのバージョンによって保存方法が異なる
iPhoneの場合、SafariからWebサイトの画像を保存する操作方法はiOSのバージョンによって少し違うので、まずは自分の端末がどのバージョンを利用しているのか確認しておく必要があるでしょう。
確認したい場合は、まず本体設定の「一般」を開いてください。

次に、「情報」を押すと「システムバージョン」が表示され、そこに記載されている数字が現在利用しているiOSのバージョンになります。


端末によってはサポートが終了しており、バージョンアップできないものもあるので、事前に確認しておきましょう。
Safari以外のアプリで保存する場合は設定が必要
ブラウザはSafari以外にもたくさんあり、Safari以外のアプリにある画像を保存する場合には、それぞれに合った設定が必要な場合もあります。
また、画像を載せている相手が設定で保存できないようにしている可能性もあり、その場合には設定変更してもらわない限り保存することはできないので注意しましょう。
【iPhone】SafariからWebサイトの画像を保存する方法
では、SafariからWebサイトの画像を保存する方法について確認していきましょう。
初めにお話ししましたが、iOSのバージョンによって操作方法が異なるので、今使っているiPhoneのバージョンを確認し、それに合った操作方法を試してみてくださいね。
【iOS 10以降】画像の保存方法は2種類ある
ネット上にある画像には、「リンクあり」と「リンクなし」のものがあり、画像をタップしたときに違うページが表示されるものは「あり」で、違うページが表示されないものが「なし」です。
どちらの設定になっているのかによっても保存のやり方が違うので注意しましょう。
【iOS 10以降】リンク先の設定がない画像の場合
設定されていないものであれば、保存したい画像を長押ししてみてください。
すると、「”写真”に追加」ボタンが表示されるのでタップすると、写真アプリにその画像が保存されますよ。

【iOS 10以降】リンク先の設定がある画像の場合
設定がされているものを保存する場合には、1度設定されているリンク先のサイトへ飛びましょう。
そして、実際に保存したい画像が掲載されているサイトで欲しい画像を長押ししてください。
すると、先ほどと同じように「”写真”に追加」ボタンが表示され、タップすると本体へ保存されますよ。
リンクが「あり」なのか「なし」なのかによって、掲載されているサイトへ移動するかどうかという点が変わりますが、基本的に長押しをして保存するのには変わりはなく、簡単に保存することが可能です。
【iOS 9以前】画像をタップし続けて保存する
iOS 9以前でも操作方法は同じで、保存したいものを長押しすると「イメージ保存」のボタンが表示されるのでタップすると本体へ保存されます。
リンクが「あり」なのか「なし」なのかに関わらず、長押しすることで保存できる点が、iOS 10以降との違いです。
iOS 9を使っている方は少ないと思いますが、昔の端末などはアップデートされずに古いバージョンの可能性があるので、是非覚えておいてくださいね。
スクリーンショットを使う場合は
通常の方法で保存する以外に、「スクリーンショット」を使うことで画像を本体へ保存することも可能です。
投稿者の設定によって通常の方法で保存できないものに関しては、この機能を使って保存することができますが、投稿者が著作権などの関係上保存できないように設定しているかもしれないので、この方法で保存した画像の利用方法には注意しましょう。
iPhoneのスクリーンショット方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
【iPhone】スクリーンショットってどうやって撮影するの?
【iPhone】SafariからWebサイトの画像を保存したら《画像の確認》
では、iPhoneでSafariからWebサイトの画像を保存できたら、その画像がきちんと保存されているのかどうか確認してみましょう。
iOSのバージョンによって保存場所が変わる場合もあるので、「あれ?保存したはずなのに見当たらない」ということが無いように確認しておいてくださいね。
【iOS 13以前】画像の保存先は?
iOS 13以前であれば、Webサイト上で保存したいものを長押しすると、iPhone既存の写真アプリに保存されます。
そのためiOS 13以前でのバージョンを使っている端末であれば、保存場所がわからなくなることは無いでしょう。
【iOS 13以降】画像の保存先は?
iOS 13以降の端末で画像を保存しようとすると、「”写真”に追加」ボタンが表示されるときと「”○○.jpg”をダウンロードしますか?」と表示されることがあります。
「”○○.jpg”をダウンロードしますか?」と表示され、「ダウンロード」ボタンを押すとその画面が消え、本体に保存されます。
しかし、この方法でダウンロードしたものはiPhone既存の保存アプリには保存されないので注意しましょう!
この方法を利用した場合、既存である「ファイル」の「iCloud Drive」もしくは「このiPhone内」に保存されるようになっています。

これは、iOS 13以降のバージョンで搭載された「画面ごと保存できる機能」に関係があり、この方法でダウンロードすると画像ではなくそのページごと保存されることになるので、「ファイル」に入ることになるのです。
画像だけ保存したい場合には、このメッセージが表示されたときに「ダウンロード」ボタンではなく「表示」を押して、1度画像のみを表示させてください。
そして表示されたものを長押しすると、「”写真”に追加」が出てくるので押すと写真アプリに保存することができますよ。
【iPhone】SafariからWebサイトの画像を保存する方法《サイト別》
ここまでは、SafariからWebサイトの画像を保存する方法についてご紹介してきましたが、それ以外のサービスを利用する場合にはそれぞれ設定が必要な場合があるとお話ししましたよね。
最後に、《サイト別》に保存する方法についてご紹介していきます。
ブラウザだけでなくSNSなどにあるものを保存しておきたいと考える方も多いと思いますので、チェックしておいてくださいね。
【注意】サイトによってはSafari以外のアプリが必要になる
Safari以外のサイトやアプリにある画像を保存しようとしたとき、手順通りに進めば本体へ保存できるものもありますが、中には専用のアプリが必要になる場合があります。
両方の方法で保存できる場合もありますが、その場合専用のアプリを入れた方が操作が簡単な場合が多いので、使い方を調べてどちらが自分に合ったやり方なのか選択してください。
Instagramの画像を保存したいときには
まずは、「Instagramの画像を保存したい」ときの操作方法についてご紹介します。
Instagramは専用アプリを使わなくても投稿されている画像を保存する方法がありますが、複雑でわかりにくく、本体にある複数の機能を使わないといけないので、あまりおすすめできません。
専用のアプリを使うことで簡単に保存操作を行うことができるので、Instagramの画像を保存したい方はアプリを利用することをおすすめします。
「PhotoAround」であればAndroid/iPhoneどちらでも利用することができ、それだけでなく他にも専用アプリは準備されているので、使いやすいものを探してみてください。
もしくはスクリーンショットを使って投稿自体を撮影し、後から編集で画像の部分だけを切り取って利用するのも1つの方法でしょう。
Twitterの画像を保存したいときには
次に、「Twitter」の画像を保存したいときの操作方法を確認していきます。
Twitterの場合は専用アプリなどは不要で、保存したいものを開き、それを長押しすると「写真を保存」ボタンが表示されるのでタップするだけで保存することが可能です。
本体の写真アプリにそのまま保存されるので、「ダウンロードしたものが見当たらない」なんてこともないでしょう。
Yahoo!ニュースで画像を保存したいときには
「Yahoo!ニュース」に掲載されている画像は、長押しなどで保存することができません。
そのため、保存したい場合には「スクリーンショット」を利用するしかないので、利用しているiPhoneのスクリーンショット方法を確認しておきましょう。
やり方は端末の種類によって異なるので、新しいiPhoneを買ったときなどは以前の端末とやり方が一緒なのか先に確認しておくようにしてください。
アメーバブログの画像を保存したいときには
「アメーバブログ」に載っている画像は保存することができますが、スマホアプリから操作することはできません。
保存したい場合にはブラウザ版でアメーバブログを開き、保存したい画像を長押しすると「”写真”に追加」ボタンが表示されるのでタップして保存しましょう。
画像を全面に開いているとこのボタンが表示されないので、その場合は1つ前の画面に戻ってからもう1度保存のための操作をしてみてください。

保存方法は全て同じではない!必要な方法を覚えておこう
今回の記事では、iPhoneを使ってSafariからWebサイトの画像を保存する方法について解説しましたが、バージョンによって保存場所や方法が違うことを初めて知った方もいるのではないでしょうか。
また、Safari以外の場所にある画像を保存したい場合には専用アプリが必要な場合もあります。
それぞれに合った方法で操作する必要があることを覚えてぜひ試してみてください!