時間を置いて試しても、同じエラーがずっと続くと困ってしまいますよね。
そこで今回は、YouTubeで動画をアップロードできない原因と対処法を紹介します。
まずは、原因からしっかりと理解していきましょう。
【YouTube】動画をアップロードできない原因は?
ここでは、YouTubeで動画をアップロードできない原因を5つ紹介します。
動画の長さ・サイズ・ファイル形式がYouTubeに対応していない
投稿した動画が、YouTubeに対応していない可能性があります。
動画の長さ
YouTubeでは、アカウント認証をしないと「15分以上」の動画をアップロードできない仕組みになっています。
アカウント認証とは、YouTubeチャンネルに電話番号を入力し、スパム目的でないことをYouTubeに知らせることです。
もし15分以上の長さの動画を上げると、「処理を中止しました。動画が長すぎます」とエラーが表示されます。
ちなみに、アカウント認証を済ませている場合は、「12時間」が上限となっています。
12時間を超えるとエラーとなります。
動画の長さ・サイズ・ファイル形式がYouTubeに対応していない
投稿した動画が、YouTubeに対応していない可能性があります。
サイズ
YouTubeで定められている動画のサイズは、「125GB」が上限です。
もし、サイズの上限を超える動画をアップロードすると、「失敗しました(ファイルが大すぎます)」と表示されます。
ファイル形式
YouTube でサポートされているファイル形式は、以下のとおりです。
- .MOV(QuickTime形式)
- .MPEG4(MPEG4形式)
- .MP4(MP4形式)
- .AVI(AVI形式)
- .WMV(Windows Media形式)
- .MPEGPS(MPEG-PS形式)
- .FLV(Flash Video形式)
- 3GPP(3GPP形式)
- WebM(WebM形式)
- DNxHR(DNxHR形式)
- ProRes(ProRes形式)
- CineForm(CineForm形式)
- HEVC(h265)(High Efficiency Video Coding形式)
上記以外のファイル形式でアップロードすると、「この動画を処理できませんでした。アップデートしている動画がサポート対象のファイル形式であることを確認してください」とエラーメッセージが表示されます。
重複アップロードをおこなっている
YouTubeでは、同じアカウントで同じ投稿をすることができません。
もし、同じ動画をすると、「拒否されました」とエラーメッセージが表示されます。
また、動画一覧には、「処理を中止しました。この動画はすでにアップロードされています」と表示されます。
動画が重複する場合は、過去の動画を削除してから、アップロードし直す必要があります。
インターネット回線が混み合っている
動画を投稿したあとに、「アップロードを準備しています」という表示が変わらない場合や、タイムエラーになってしまう場合は、インターネット回線が混み合っている可能性があります。
アクセスが集中すると、YouTubeの動作が重くなってしまうので、回線が安定するまで待つしかありません。
アクセスが集中しすぎると、サーバーがダウンし、YouTubeのサイト自体が開けなくなることもあるので、その場合は復旧されるまで待つ必要があります。
通信状況に問題がある
YouTubeの動作は重くなっていないのに、アップロードがずっと止まっている場合は、通信状況が不安定になっている可能性があります。
安定する場所に移動したり、再接続をしたりして対処する必要があります。
【YouTube】動画がアップロードできないときの対処法《まずコレを試して》
ここでは、YouTubeで動画をアップロードできないときの対処法を5つ紹介します。
アカウントに認証するか15分以内の長さに修正する
15分以上の動画を投稿するには、アカウント認証をする必要があります。
次の手順を参考に、アカウントを認証をしましょう。パソコンから設定する必要があります。

アカウント認証をしたくない場合は、15分以内の長さに修正する必要があります。
デフォルトで入っている写真アプリや別の動画編集アプリを使い、動画をカットをして短くしましょう。
YouTube指定のファイルやサイズに変更する
YouTubeが推奨する動画のファイル形式は「MP4(. mp4)」です。
アップロードが止まってしまう場合は、「MP4」に変換してからアップロードし直してみてください。

重複している動画を削除する
重複のエラーが表示される場合は、原因となっている動画を削除しましょう。動画を削除する方法は、以下のとおりです。

あとは、アップロードをして、エラーが表示されないかを確認してください。
もし、それでも重複エラーが表示される場合は、動画を編集してからアップロードしてみてください。動画の長さを短くしたり、圧縮したりすることで、別の動画として認識してくれる可能性があります。
少し時間をあけて再度アップロードする
アクセスが集中している可能性があるので、時間を置いてからアクセスしてみましょう。
お昼の「12時~13時」と夜の「20時~24時」は、アクセスが集まりやすいので、その時間を避けて投稿してください。
YouTubeのサーバー障害も考えられるので、YouTubeの公式Twitterなどで発表されていないか確認しておくと良いでしょう。
YouTubeの公式Twitter
ちなみに、YouTube側でサーバー障害が起きている場合は、他のYouTuberにも同じような現象が起きている可能性があります。大手YouTuberのTwitterもあわせて確認しておくと良いでしょう。
Wi-Fi環境でアップロードする
アップロードでは、大きい通信量を消費します。そのため、通信量が決まっているモバイル通信でのアップロードは向いていません。
モバイル通信を使うと、通信制限で遅くなったり、時間がかかってタイムエラーになったりしてしまいます。なるべく、アップロードをする時は、Wi-Fiに切り替えてから行いましょう。
もし、それでも直らない場合は、ルーターを再起動してみてください。再起動によって、ルーターの処理能力が回復し、通信速度が改善される可能性があります。
【YouTube】動画がアップロードできないときの対処法《それでもダメなら》
どの対処法を試しても、アップロードができないことがあります。
そんなときに有効な対処法を紹介します。
ネットワークの接続を一度リセットする
Wi-Fiやネットワークの接続に問題が発生している可能性があるので、一度リセットしてみてください。
ネットワークの接続をリセットする方法は、以下のとおりです。

リセットしたあとは、新しく接続の設定をする必要があります。設定アプリの「Wi-Fi」から、Wi-Fiネットワークを選択し、パスワードを入力して接続しましょう。
他のアプリを終了する
起動しているアプリが多すぎて、動作が遅くなっている可能性があります。使ってないアプリがあれば、終了させて整理しましょう。
アプリを終了させる方法は、以下のとおりです。

スマホを再起動する
スマホ・パソコンのシステム内で、一時的な不具合が発生している可能性があります。
一度、再起動をして、原因となるシステムをリセットしましょう。
スマホを再起動する方法は、以下のとおりです。

【YouTube】アップロードには通常どれくらいの時間がかかる?
アップロードがなかなか終わらないと、どのくらいで終わるのか不安になりますよね。
ここでは、アップロードにかかる平均の時間と、時間がかかることを想定した対処法を紹介します。
アップロードにかかる時間は平均5分~10分
長さが10分~15分程の動画であれば、長くても10分ほどでアップロードが完了します。
高画質な動画をアップロードする場合は、それ以上かかる場合があります。
もし、10分経っても、まったくアップロードが進まない場合は、通信環境を見直してください。
長くなることを踏まえて数時間前までに予約投稿しておこう
容量が大きい動画はどうしても時間がかかってしまうので、前もって予約投稿しておきましょう。
予約投稿する方法は、以下のとおりです。

原因に合った対処をしよう
YouTubeで動画をアップロードしていると、エラーが表示されて、アップロードが中断されてしまうことがあります。
まずは、YouTubeに対応している動画の長さ・ファイル形式なのか、重複してアップロードをしていないかどうかを確認しましょう。
それぞれが当てはまらない場合は、インターネット回線が込み合っていたり、YouTube側でサーバー障害が起こったりしている可能性もあるので、時間を置いて試してみると良いでしょう。
YouTubeのアップロード中にエラーが表示されるときの対処法をもう一度確認したいときは、ぜひこの記事を役立ててくださいね。