別のデバイスにWi-Fiを接続したいときや、他の人パスワードを共有したいとき、うまく確認できなくて、困ってしまうことがあります。
そこで今回は、Wi-Fiパスワードを調べる方法を紹介します。友達に簡単に共有する方法もあわせて解説しているので、最後までチェックしてみてくださいね。
【iPhone】Wi-Fiパスワードとは?
そもそもWi-Fiパスワードとは何なのか。ここでは、Wi-Fiパスワードの必要性を紹介します。
保護されているWi-Fiに接続するときに必要
Wi-Fiは、ネットワークの安全を守るためにパスワードで保護されています。なので、Wi-Fiに接続するためには、パスワードが必要です。
基本的に1度接続すればWi-Fiパスワードは記録される
Wi-Fiに接続すると、iPhoneが自動的にパスワードを保存する仕組みになっています(iCloudキーチェーンをONにしている場合のみ)。
なので、Wi-Fiに接続するときは、手動で入力する必要がなく、Wi-FiをONにするだけで接続できます。
【iPhone】Wi-Fiパスワードの確認方法
ここでは、Wi-Fiパスワードの確認方法として以下の4つを紹介します。
- 方法①ルーターを確認する
- 方法②ルーターのメーカーサイトで調べる
- 【Macの場合】方法③iCloudキーチェーンを使う
- 【Windowsの場合】方法④「ネットワークと共有センター」を確認する
それぞれ詳しくみていきましょう。
方法①ルーターを確認する
据え置きタイプとモバイルタイプに分けて解説します。
据え置きタイプ
据え置きタイプのWi-Fiルーターを使っている場合は、本体の側面または裏面に、ネットワーク名(SSID)とパスワードが書かれているシールが貼られています。
ネットワーク名 (SSID):XXXXXXXXXX
ネットワークキー (パスワード):XXXXXXXX
BUFFALO製のルーターの場合は、「暗号化キー」または「KEY」の右側にパスワードが書かれています。
※パスワードを変更している場合は、ルーター本体に記載されているパスワードを利用できません。
ポケットWiFiの場合
モバイルタイプのWi-Fiルーターを使っている場合は、本体の「設定」を開き、「WiFi情報」の中から確認できます。
※機種によっては、操作方法が異なります。
方法②ルーターのメーカーサイトで調べる
ルーターが近くにない場合は、ルーターのメーカーサイトから調べられます。
ルーターのメーカーサイトから調べる方法は、以下のとおりです。
※BUFFALOの場合で説明しています。

※デフォルトでは、ユーザー名が「root」となっています。
方法③iCloudキーチェーンを使う
iCloudキーチェーンとは、会員サイトにログインするときに入力する「メールアドレス」と「パスワード」を保存してくれる機能です。
iCloudキーチェーンを使ってログインしたことがある場合は、iCloudアカウントでMacと同期させ、パスワードを確認することができます。
iCloudキーチェーンを使う方法は、以下のとおりです。
※iPhone側とMac側の操作に分けて説明しています。
iPhone側の操作

Mac側の操作

方法④「ネットワークと共有センター」を確認する
Windowsパソコンを使っている人なら「ネットワークと共有センター」から確認できます。
「ネットワークと共有センター」からパスワードを確認する方法は、以下のとおりです。
注意!脱獄アプリを使う方法はリスクがある
脱獄アプリとは、通常は実行できないさまざまな機能を有効にできるアプリです。
セキュリティがかかっている場所を無理矢理変更できるようにしているので、悪質なアプリを使ってしまうとトラブルに繋がってしまう可能性があります。
例えば、ウイルスに感染したり、パスワードを盗まれたりすることです。もし、何かトラブルが起きてしまい、iPhoneが使えなくなってしまっても、メーカーの保証外になるので、修理を受け付けてもらえません。
なるべく脱獄アプリではなく、安全な方法で行いましょう。
【iPhone】Wi-Fiパスワードを共有する方法もある
ルーターに貼ってあるシールを確認したり、メーカーサイトを調べたりしなくても、簡単にパスワードを共有する方法があります。
ここでは、Apple製品同士でWi-Fiパスワードを共有する方法を紹介します。
Apple製品同士なら共有できる!
iPhoneには、他のデバイスとネットワークのパスワードを共有できる機能があります。iOSが11であれば、利用が可能です。
AirDropでデータを送信するように、携帯を近づけるだけで簡単に共有できます。
BluetoothをON・連絡先を追加しておく
Wi-Fiパスワードを共有する前に、BluetoothをONにし、連絡先(メールアドレス)を追加しておく必要があります。
※共有を受け取る側と共有を送る側のどちらも必須です。
BluetoothをONにする方法と連絡先を追加する方法は、以下のとおりです。
BluetoothをONにする方法

連絡先を追加する方法

操作手順(共有を受け取る側)
共有を受け取る側では、パスワードを共有してもらうための画面を表示しておく必要があります。以下の手順を参考にしてくださいね。
パスワード入力画面が表示されたら、そのまま待機してください。
操作手順(共有を送る側)
次に、共有を送る側の操作手順を解説します。
安全な方法でWi-Fiパスワードを確認しよう!
Wi-Fiのパスワードを調べたいとき、一番簡単な方法は、Apple同士でWi-Fiパスワードを共有する方法です。AirDropでデータを送信するように、携帯を近づけるだけで簡単に共有できます。
Android端末にパスワードを共有したい場合は、ルーターに貼ってあるシールや、ルーターのメーカーサイトから調べると良いでしょう。
Wi-Fiのパスワードがいつでもわかるように、メモアプリに保存しておくのも一つの手です。
Wi-Fiのパスワードを調べる方法をもう一度確認したいときは、ぜひ本記事を役立ててくださいね。