そんなときはChromeアプリをアンインストールして容量を確保するのが効果的ですが、どうやってアンインストールすればいいのか、分からない人も多いことでしょう。
そこで今回は、Chromeのアンインストールの方法を詳しく解説していきます。
間違った方法でアンインストールするとPCの動作がおかしくなる可能性もあるので、まずは正しい方法を理解していきましょう。
【Google Chrome】アンインストールしたらどうなるの?
動作が重いからといって何でもアンインストールしてしまうと、必要なデータまで消してしまう恐れがあります。
そういった後悔がないよう、まずはChromeをアンインストールすることでどうなるのかを理解しておきましょう。
端末の動作が軽くなる
Google Chromeの容量が重くなる主な理由は、以下のとおりです。
- ブックマークをたくさん追加している
- Chromeの拡張機能を増やしすぎ
- キャッシュや閲覧履歴が溜まっている
これらのデータが次第に溜まっていくとファイルサイズが大きくなり、動作に影響を与えてしまうのです。
Chromeをアンインストールするとこれらのデータが削除されるので、スマホ・PCの動作を軽くできます。
Chromeにインストールした拡張機能が削除される
Chromeを削除すると、今までに拡張してきた機能がすべて削除されます。
Chromeをもう一度使うときは、拡張機能を一からダウンロードする必要があります。
ブックマークや閲覧履歴が削除される
Chromeを削除すると、今までに追加してきたブックマークや過去の閲覧履歴がすべて削除されます。
Googleアカウントと同期をしていない限り復元はできないので、それを踏まえた上でアンインストールしましょう。
ブックマークを残したいならエクスポート機能を利用しよう
Googleアカウントを持っていない場所は、ブックマークのデータをパソコンの中にエクスポートする必要があります。
ブックマークをエクスポートする方法は、以下のとおりです。こちらの操作はパソコンで行う必要があります。

以上で、ブックマークのエクスポートが完了です。
ブックマークを使いたい場合は、ブラウザ側の設定で「インポート」すればブックマークを引き継げます。
【Google Chrome】アンインストールする前に確認!
ここでは、Chromeをアンインストールする前に確認しておくべき内容を紹介します。
Chromeを削除してもオンライン上に閲覧履歴が残る可能性アリ
グーグルアカウントにログインして使用している場合は、オンライン上に閲覧履歴が残ります。
もし、閲覧履歴も一緒に削除したい場合は、マイアクティビティから削除が必要です。
マイアクティビティから閲覧履歴を削除する方法は、以下のとおりです。

以上で閲覧履歴の削除が完了です。
バックアップされているか確認しよう
ブックマークと閲覧履歴を残しておきたい場合は、Googleアカウントが同期されているかどうかを確認してください。
もしGoogleアカウントが同期されていない状態でアンインストールすると、再インストールしたときに復元ができません。
Googleアカウントが同期されているかどうかを確認する方法は、以下のとおりです。

アンインストールは正しいやり方で!PC動作がおかしくなる可能性も
間違った方法でアンインストールすると、パソコンの動作がおかしくなる可能性があります。
パソコンを使っている人にありがちなのが、直接ファイルを削除してアンインストールすることです。
どのファイルを削除したらいいのか分からず間違えて違うファイルを削除してしまうと、パソコンが動かなくなることがあります。
アンインストールするときは、必ず正しい方法で行ってください。
【Google Chrome】アンインストールする方法
ここでは、Chromeをアンインストールする方法を紹介します。
iPhone/iPadでアンインストールする方法
iPhone/iPadでGoogle Chromeをアンインストールする方法は、以下のとおりです。

以上で、アンインストールが完了です。
Androidでアンインストールする方法
Androidスマホの場合はChromeがデフォルトのブラウザなので、アプリをアンインストールすることができません。
ですが、「アプリを無効」に設定することでサイズを軽くできます。
GoogleChromeを無効にする方法は、以下のとおりです。

※Android機種によっては、多少操作が異なる場合があります。
以上で、アンインストールが完了です。
Windowsでアンインストールする方法
WindowsでGoogle Chromeをアンインストールする方法は以下のとおりです。
今回はWindows10で説明しています。
以上で、アンインストールが完了です。
Macでアンインストールする方法
MacでGoogle Chromeをアンインストールする方法は、以下のとおりです。

以上で、GoogleChromeのアンインストールが完了です。
Google Chromeを完全にアンインストールするには?
アプリだけではなく閲覧履歴などのデータも完全に削除したい場合は、アンインストールをするときに表示される確認画面で「閲覧データも削除しますか?」のチェックボックスにチェックを入れればOKです。
閲覧履歴は、あとから削除することもできます。
【Google Chrome】アンインストールできない際の対処法
Google Chromeをアンインストールしようとするとエラーが表示されたり、削除できていなかったりすることがあります。これは、Windowsを使っている人によくあるケースです。
ここでは、アンインストールできないときの対処法を4つ紹介します。
Chromeを終了する
Windowsは、実行中のプログラムをアンインストールすることができません。
もしGoogle Chromeが起動中になっている場合は、アプリを終了してからアンインストールしましょう。
WindowsでChromeを終了する方法は、以下のとおりです。今回はWindows10で説明しています。
以上で、アプリの終了が完了です。
スマホ/PCを再起動する
システム内で一時的な不具合が発生し、アンインストールを中断した可能性があります。
以下の手順を参考に、スマホ/PCを再起動してみてください。
スマホの場合
Androidの場合:メニューが表示されたら、「再起動」を押します。
PCの場合
Macの場合:アップルメニューを開きます。
ファイルを削除する(Windowsの場合)
もしコントロールパネルにChromeが見つからない場合は、ファイルが違うフォルダに保管されている可能性があります。
以下の手順を参考に、Chromeのファイルを削除してください。
ファイルを削除したあとに、もう一度アンインストールを試してみてください。
IObit Uninstallerを使用する
IObit Uninstaller
IObit Uninstallerは、不要なファイルを削除してくれるソフトです。このソフトを使って、強制的にアンインストールできます。
IObit Uninstallerを使ってアンインストールをする方法は、以下のとおりです。IObit Uninstallerソフトは無料です。
アンインストールのときにエラーが表示される場合は、Chromeが起動中になっていないかを確認してください。
Chromeが起動中になっている場合は、アプリを終了させてからもう一度行ってください。
【Google Chrome】再インストールする方法
アンインストールだけではなく、再インストールでも動作を軽くできます。
ここでは、Chromeを再インストールする方法を紹介します。
動作が重くなったら再インストールで軽くなる場合も
Chromeアプリを引き続き使いたい場合は、アンインストールではなく再インストールがおすすめです。
再インストールすると不要なデータが削除され、動作を軽くできます。
Windowsで再インストールする方法
古いバージョンのChromeの使っている場合は、最新版を再インストールすると、動作が軽くなることがあります。
Chromeをアンインストール後に、下記のページからダウンロードをしましょう。
Chrome をダウンロード
ダウンロードしたあとは、自動的にインストールが始まります。
途中で通信が止まってファイルが破損することがないよう、安定した通信環境で行ってください。
インストール後は、Googleアカウントにログインすると、閲覧履歴とブックマークを復元できます。
Macで再インストールする方法
Macの場合も、Windowsと同じ手順で再インストールできます。
の順番で行ってください。
キャッシュや不要なファイルの削除で動作を軽くする方法
Chromeをアンインストールしなくても、キャッシュや不要なファイルの削除するだけで動作を軽くできます。
キャッシュと不要なファイルを削除する方法は、以下のとおりです。
スマホの場合

PCの場合

正しい方法でChromeをアンインストールしよう
Chromeをアンインストールすると不要なデータが削除されるので、動作を軽くできます。
最近、動作が遅くなっていることに悩んでいる人は、ぜひ試してください。
もしブックマークを残したい場合は、Chromeの設定からエクスポートをしましょう。
スマホからは操作できないので、パソコンから行ってくださいね。
Chromeをアンインストールする方法をもう一度確認したいときは、ぜひこの記事を役立ててくださいね。