2024年4月1日、フランス・パリを拠点とするホスピタリティグループ「アコー」が、【グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ】をリブランドオープン。とりわけ注目は、オールインクルーシブで楽しめる朝夕のビュッフェです。
オールインクルーシブで夕食は飲み放題
朝食・夕食ともに2階のレストラン「Le Sensoriel(ル・サンソリエル)」でいただきます。名前はフランス語で “感覚” という意味。その土地ならではの食材を使い、五感で味わってほしいという願いがこめられます。
▲広々としたレストラン
家族やグループ旅行で楽しめるボックスシートや広いテーブル席が並びます

▲ライブキッチンも併設
ドリンクコーナーにはビールサーバーのほか、地元のワインや焼酎、梅酒、ウイスキー、ウォッカ、ジンなど種類も豊富。リキュールやフルーツシロップもあるのでカクテルも作れるなど、すべてフリーフローで楽しめます。

▲様々なアルコールが飲み放題
この日の日本酒は、地元北杜市にある山梨銘醸の「七賢」や谷櫻酒造の「サクラサクラ」などが、ドリンク用クーラーに冷やされていました。適温に冷やされているのも高ポイントです。

▲3種類の地酒を用意
旅先だからこそ地元の食材や郷土料理、ローカルグルメがうれしいです。ブランド牛や春過ぎから登場する地元の高原野菜など、試しておきたいメニューが食べきれないほど並びます。

▲地元食材を採り入れたメニューや郷土料理がそろうビュッフェ台
シグネチャーメニューの「もなか寿司」こそ注目です。国内12施設が同時オープンしたグランドメルキュールブランドのホテルでは、地域ごとに旬の食材を使った「もなか寿司」を提供。

▲ディナーの注目メニュー「もなか寿司」
牛肉料理ではワイン王国山梨県ならではのブランド牛を味わえます。ワイン造りの過程の発生するぶどうの搾りカスを、飼料の一部として与えた甲州牛の肉は“甲州ワインビーフ”と名付けられ、真っ赤な赤身が食欲をそそります。「すき焼き」とビュッフェ台でお湯にくぐらす「しゃぶしゃぶ」は、肉がとても柔らかでさっぱりとした味わい。ぜひ両方の味を試してみてください。

▲「甲州ワインビーフしゃぶしゃぶ 梅番茶仕立て」
凝った料理も並びます。濃厚な焼き色が食欲をそそる「ロブスターマケンチーズ(lobster mac and cheese)」は、有頭エビやムール貝、イカなどを使い、トマトと甲殻類の出汁でマカロニをリゾット風に仕上げて熱々で提供。

▲美味しそうに焼き上げた「ロブスターマケンチーズ」

▲ラズベリーケーキや抹茶ティラミスなど、見ても楽しめるデザートたち
今まで様々なホテルを取材しましたが、離乳食を用意しているビュッフェは初体験。家族旅行にもおすすめです。

▲なんと離乳食まで用意
2種類の「もなか寿司」に、お刺身やローストビーフ、デリサラダなどを一皿に盛って、様々な味を満喫しました。

▲つい食べすぎてしまうほど種類も豊富
こちらもホテルで初体験。

▲牛肉、グラフォア、トリュフの3点セットがそろった “ロッシーニ風” ビーフバーガー
インパクト大のスイーツが「苺のモンブラン」。ディプロマットクリームの上に、豆乳をベースにした真っ赤なイチゴクリームをまとわせます。苺の繊細な味わいがとても印象に残ります。

▲目に焼き付く赤さ「苺モンブラン」
モーニングも食べきれないほどメニューが豊富
朝食ビュッフェもディナーと同じ多彩さ。シェフのおすすめは地元料理とエッグベネディクト、セルフで作るホットドッグとカスタマイズできるパンケーキです。

▲朝食も2階のレストラン「Le Sensoriel(ル・サンソリエル)」でいただきます
山梨県身延町には日蓮宗の総本山久遠寺があって、日蓮上人の栄養源として弟子たちが作った “みのぶゆば” が伝わります。「山梨県産豆腐の身延湯葉あんかけ」や、地元のブランド豚を使った「富士桜ポークの炒め煮」など、ローカルグルメも外せません。

▲山梨の食材を使った数々の料理
山梨県を代表する煮込み料理 “ほうとう” を、ホテル流にアレンジした「ミルクほうとう」は、牛乳を使ったスープが優しい味わい。忘れずに試しておきたい逸品です。

▲野菜がたっぷり「ミルクほうとう」

▲スモークサーモンやボイルしないハム「ジャンボンブラン」、チーズ、生ハムなど

▲朝からスパークリングワインが飲めるのも至福
パンコーナーには発酵バターを使ったクロワッサンやグルテンフリーブレッド、好きな具材をセルフでサンドする「プティホットドッグ」などをそろえます。

▲焼き立てのパンを提供
旬の野菜を使った「ほうれん草のバナナスムージー」や「ビーツのバナナスムージー」などヘルシーな3種類のスムージーが並びます。

▲朝にうれしいしいスムージー
カラフルなお皿が用意されるので、テーブルも華やぎます。もちろんメニューもカラフルな彩り。どれも美味しくいただきました。

▲満足感いっぱいの朝食
こちらもシグネチャーメニューのひとつ「プティホットドッグ」。数種類用意されたトッピングやソースのほか、チーズや新鮮野菜をサンドして、お皿もベーコンやハムなどでデコレーション。一枚のお皿でいろいろな味を試してみました。

▲セルフでアレンジする「プティホットドッグ」
シェフおすすめの3種類のメニュー。バターミルクパンケーキで作る「スモークサーモンベネディクト」、北海道のバターミルクを使った「クラシックパンケーキ」、柴漬けのタルタルソースがアクセントになった「ヒレカツバーガー」は、オーダーが入るごとに提供。エッグベネティクトとパンケーキは、パンケーキの枚数も選べるので、お腹の空き具合に合わせて注文できます。

▲オーダーすると作りたてが食べられる朝食の目玉メニュー
メニューの数とクオリティがとても高い【グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ】のディナーとモーニング。