「夏になると太ってしまう」と悩む方は少なくありません。そこで今回は、その原因と対策、さらには夏のダイエットを成功させるコツを紹介します。
「夏になると太ってしまう」その原因と対策
「夏になると太ってしまう」というのは、冷たい飲み物や甘いものを普段よりも摂取することが多くなったり、食欲が減退して栄養バランスが悪くなったり、室内で過ごすことが多くなって運動不足になったり、睡眠のリズムが乱れてしまったりなどが主な原因。それぞれにきちんと対策を立てることが太らないための最善の対策法と言えます。そのためにも下記の4つを対策として実践していきましょう。
(1)水分補給は糖分の少ない飲み物を選ぶ
飲み物は水や炭酸水、お茶など、加糖されていない飲み物やカロリーの低い飲み物を選ぶようにしましょう。合言葉は「飲み物で余分なカロリーを摂らない」です。
(2)食事に夏野菜を積極的に取り入れる
食欲が低下気味で栄養バランスが崩れているなら、食事に夏野菜を積極的に取り入れましょう。特にトマト、きゅうり、なす、オクラなどの夏野菜は水分が多く、低カロリーですし、ビタミンやミネラルが豊富で代謝を促進する効果を期待できます。
(3)適度な運動を習慣的に行う
涼しい時間帯を選んで歩くようにしたり、室内でできるヨガやストレッチなどを取り入れましょう。また、プールでウォーキングをしたり泳いだりなども効果的です。
(4)規則正しい生活リズムをキープする
睡眠不足や不規則な睡眠は、ホルモンバランスを崩し、食欲増進や代謝低下につながるので、一定の時間に起床・就寝することを心がけ、食事の時間も規則的にしましょう。
夏のダイエットを成功させるコツ
上述した対策をするだけでも一定の効果を期待できますが、さらにダイエット成功に結びつけたいなら、下記の内容を実践してみてください。
(1)栄養バランスの良い朝食を摂る
朝食をしっかり摂ることで1日の代謝を活性化させることができるので、タンパク質と食物繊維を含む栄養バランスの良い朝食をきちんと摂るように心がけましょう。
(2)小分けにして食事する
夏は暑さで胃腸をはじめ消化器官の機能が低下することも。
(3)冷房の設定温度を“軽く汗をかく程度”にして室内でも運動するようにする
ダイエット中であれば、冷房の設定温度を“軽く汗をかく程度”の少し高めに設定するのがおすすめ。体温を上げるだけでも代謝が上がりますし、さらに室内できる筋トレやストレッチを行うことで、より効果的にカロリー消費につなげていきましょう。
今回紹介した対策とコツを組み合わせることで、夏場でも効果的に体重管理ができ、健康的なダイエットを実現することができるでしょう。ぜひ参考に無理のない範囲で実践してみてくださいね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>