音楽を楽しむホテル。【ホテルグランバッハ仙台】に流れるバッハの調べと上質な時間

2021年7月にオープンした【ホテルグランバッハ仙台】は、仙台駅東口から徒歩約５分。“音楽の父” と称される作曲家J.S. バッハにちなんだ BGM や設えは、仙台の他のホテルとは一味違う上質さ。

バッハの調べでリラックスする滞在

ホテルグランバッハは仙台の他に東京銀座、京都セレクト、熱海クレッシェンドの４ホテルを展開。西洋音楽の基礎を築いた作曲家J.S. バッハに由来するホテルの名前は、リラックス効果が高いといわれるバッハの楽曲を館内に流すことで、身も心もリフレッシュする滞在を楽しんでもらいたいという願いを込めています。

▲JR仙台駅東口から徒歩約5分

仙台駅東口のメインストリート「宮城野通」沿いにあるホテルです。楽天モバイルパーク宮城にも徒歩約15分です。

▲フロントにはパイプオルガン

７階でエレベーターを降りると、目の前にパイプオルガンが出迎えてくれます。オルガニストでもあったJ.S. バッハをオマージュする設えです。

▲パイプオルガン

ロビーラウンジではほぼ毎日朝もしくは晩に、ピアノやヴァイオリン、フルートなどでJ.S. バッハなどの楽曲の生演奏を行います。楽器と演奏日時はホームページで紹介しているので、時間を合わせて是非楽しんでみてください。

▲楽器を使った装飾も

ロビーにある丸テーブルの上には金管楽器を組み合わせたオブジェが飾られ、J.S. バッハの楽曲カンタータ第214番「太鼓よ鳴れ ラッパよ響け」BWV214を思わせます。

▲ロビーではJ.S. バッハの横顔を見つけることがきます

無料のラウンジサービス

７階にあるラウンジは、宿泊者が自由に使えるフリースペース。時間によってスイーツや夜食などが用意されるラウンジサービスも行われ、くつろぎのひと時を過ごせます。

▲上質な空間のラウンジ

▲無料で楽しめるウェルカムドリンクとスイーツを15時から19時まで用意します

仙台ゆかりの「くるみゆべし」や「伊達絵巻」などのスイーツが日替わりで置かれます。

バータイムには地元のお酒を用意

19時から23時は、７階のバー（フロント裏）でビールやスパークリングワイン、カクテルなどをリーズナブルな料金で楽しめます。

▲バータイム

ニッカウヰスキー 宮城峡蒸溜所で生産された「シングルモルト宮城峡」と、宮城県限定販売の「ニッカ伊達」も用意。ナッツやチョコなどのスナックのほか、21時30分からは夜食もいただけます。

▲ここにもJ.S. バッハが

▲宮城県の「やくらいビール 復興エール」

この復興エールは、東日本大震災で海水が流入した農地でも栽培できる大麦を開発。東松島市と蒸留所がある加美町で収穫された大麦で醸造したビールです。柑橘の風味と爽やかな苦みを楽しめるペールエールです。

上質な和洋室「みやぎの」と「けやき」

10タイプほど用意された客室は、８階から13階まではダブルやトリプル、14階から16階は和洋室のほか、スイートルームなども用意されています。特に14階より上層の階は客室内のデザインや設備などがランクアップして、バスルームも３点独立スタイルです。

▲客室階の廊下に敷かれたカーペットには音符が描かれます

▲49平米の和洋室「みやぎの」は４名まで泊まれます

和洋室の「みやぎの」と「けやき」は２部屋のみ用意された人気の客室です。“杜の都” を感じる木と緑のヘッドボードや壁のデザインなど、ぬくもりを感じる内装が魅力です。厚みのあるマットレスには寝心地を考えた固めのスプリングを採用しています。

▲６畳の広さがある和室エリア

小上がりの畳スペースは、子供連れにも人気。４人で宿泊する際は、こちらにも布団を敷いて利用できます。

よりゆったりと過ごせる「デラックスツイン」

シックなボルドーレッドの装飾や樹木の柄を採用した落ち着きのある角部屋で、定員は２名。広い窓からは仙台の街を一望できます。ソファーもあって、よりゆったりとくつろげる客室です。

▲「デラックスツイン」は36平米から39平米の広さ

▲16階にあるデラックスツインからの眺め

高層階なら広い窓から開放的な景色も楽しめます。客室の向きによっては水平線に仙台湾を望めるほか、夏は楽天モバイルパーク宮城から打ち上げられる花火もよく見えるそうです。

上質な客室備品に満足感が高まります

ビジネスホテルよりもワンランクアップした数々の備品に、上質なホテルステイを実感できます。

▲バッハが流れるテレビ

テレビにはJ.S. バッハの様々な楽曲が収録されており、自由に楽しむことができます。ぜひこの機会にクラシック音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

▲カップやスプーンにもロゴが入り、上質感が高まります

客室に備えたドリップコーヒーは仙台で創業した服部コーヒーフーズの「杜の香り」で、深い味わいにくわえ、香りが引き立つコーヒーです。スプーンにもホテルのロゴが入ります。

▲上下セパレートタイプのナイトウェアは、優しい肌ざわりです

大浴場に行くのに便利な不織布バッグと、ホテルのロゴが刺繍されたスリッパを用意。どちらも持ち帰りが可能です。

▲アメニティーボックスはピアノがモチーフ

細かなところまで音楽に触れることのできるデザインを採用。心憎いばかりの演出を楽しめます。

▲スーペリアツイン以上の客室は水回りが独立タイプ

洗い場のある広めのバスタブを備え、シャワーヘッドは３ウェイの多機能タイプ。バスタオルとフェイスタオルは、稀少で触り心地のいいサンホーキンコットンを使った今治タオルです。

広い浴槽を備えた大浴場

疲れを癒すことができる宿泊者専用の大浴場は嬉しいですね。利用時間は15時から25時までと、翌朝は6時から10時まで。タオルは客室から持参します。

▲16階にある大浴場の湯上がり処

仙台の “市の木” ケヤキをイメージ。湯上がり処を飾ります。

▲湯船は男女ともほぼ同じ広さ

手足を伸ばして入れるのはほっとするひと時ですね。

▲洗い場のシャワーヘッドには Refa を採用

▲女湯の脱衣場

ドライヤーは女湯にのみ Refa を設置。基礎化粧品も用意しています。

無料の夜食もお忘れなく

21時30分から23時まで、７階のラウンジに夜食が登場。この日は温かいお蕎麦でした。出汁が美味しく、身体が温まります。

▲サービスのお夜食

仙台のホテルの中でも、一味違う滞在ができる【ホテルグランバッハ仙台】。上質感のある備品や館内、ラウンジの無料サービスや音楽にかかわるアートや小物の数々。バッハの調べを聴きながら、リラックスした滞在と音楽にあふれる旅を楽しんでみてくださいね。＜text＆photo：湯川カオル子　予約・問：ホテルグランバッハ仙台　https://www.grandbach.co.jp/sendai/＞