私が今の彼と出会ったのは、友人の紹介。

最初は何の変哲もない普通の男性だと思っていたのに、ある日を境に彼の態度が明らかに変わり始めたんです。

「俺に任せて」突然、私の“ヒーロー”に

私がスマホの調子が悪いと何気なく話した日のこと、ふと彼が「見せてみて」と真剣な表情で言ったんです。

「これ、設定を少し変えれば直るよ」と彼はスマホをいじりながら、専門用語を交えて丁寧に説明してくれました。

正直、彼がそんな知識を持っていたなんて驚き!

それからというもの、荷物を重そうにしていると「持つよ」と手を差し伸べてくれたり、道に迷った時には地図アプリで頼もしく先導してくれたり。私の前だけで、彼は“頼れる男性”になってくれたんです。

いつの間にか彼の心の中で、私は「守りたい特別な存在」になっていたんですね。

愛情表現の「質と量」が一気に変わった

彼との関係が深まるにつれ、気づいたのは愛情表現の変化。

それまで時折LINEでやり取りするだけだった彼が、突然「おはよう」「おやすみ」のメッセージを毎日くれるようになったんです。

「好きだよ」という言葉も、最初は照れながら言っていたのに、いつの間にか自然に口にするように。

映画を見ていて感動的なシーンになると、こっそり手を握ってきたり。私の誕生日を1ヶ月前から計画してくれたときは、本当に大切にされていると実感しました。

特に印象的だったのは、彼が「電話で声が聞きたい」と言い始めたこと。

それまでLINEオンリーだったのに、「会えない日は声が聞きたい」と。

やがて「会える?」と誘ってくる頻度も増えていったんです。

恋愛において、言葉より雄弁なのは「行動」なんだなと改めて実感した出来事でした。<text:みーこ>

編集部おすすめ