「デスクワークと付き合いで体重が増える一方だった私が、わずか3ヶ月で8kgも減量できたのは、タンパク質の摂り方を見直したからです」。IT企業に勤める田中さん(33歳)は、そう笑顔で語ります。
タンパク質の摂り方を見直すべき理由
タンパク質は体内で消化される際に熱産生効果が高いので、同じカロリー数の炭水化物や脂質と比べてエネルギー消費量が約30%も多く、空腹感を抑える効果もあり、自然と総摂取カロリーを減らすことができます。
田中さんは「30歳を超えたあたりから基礎代謝が落ち、食事制限だけのダイエットをしてはリバウンドするの繰り返しだった」そうで、その状況を打開すべく管理栄養士の友人にアドバイスを求め、タンパク質の摂り方を見直したと言います。
8kg減量成功に導いた具体的な方法とは
朝食からタンパク質豊富な食事に変更。「時間がない日でも卵1個と豆乳ヨーグルト、余裕がある日はオムレツとアボカドを選んでいます」と田中さん。
そして、オフィスにはゆで卵やサラダチキン、ナッツ、ギリシャヨーグルトを常備。「以前はついお菓子に手を伸ばしていましたが、この習慣を変えただけで随分違いました」と振り返ります。
また、週末には料理を作り置きしていたそう。「鶏胸肉の蒸し焼きや豆腐ハンバーグなどを小分けにして冷凍しておくようにしました」とのことで、帰宅後レンジでチンするだけで高タンパク質の食事をきちんと摂れるように準備していたそうです。
タンパク質摂取のベストタイミングは?
タンパク質は摂取するタイミングも重要。朝食時にきちんと摂取しておくと、1日の代謝を活性化し、ランチでの過食防止に役立ちます。
また、タンパク質を運動後30分以内に摂取することで筋肉の回復と合成を促進するということから、田中さんは「帰宅したらまず10分ほど簡単な筋トレをして、すぐにタンパク質を含む食事を摂るようにした」と帰宅後の生活習慣まで変えたそうです。
このように極端なダイエットではなく、日々の食事でタンパク質摂取を意識することで健康的な体づくりをめざすのがダイエットの基本。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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