ダイエットといえば「これを食べない」「あれだけ食べる」など、多くのルールに縛られがち。でも実は、シンプルな習慣こそが長続きの秘訣かもしれません。

そこで今回は、3ヶ月で5kg減量を達成した30代主婦のサトコさんが実践して【簡単ダイエットルール】を紹介します。

必要な栄養素だけをシンプルに考える

サトコさんが最初に取り組んだのは、家族の食事を作りながらも自分の食事を管理する工夫。「家族には通常の食事を作りながら、自分の分だけ糖質は1日120g程度を目安に抑え、タンパク質と野菜を多めにしました」と言います。

特におすすめは家族の夕食の下ごしらえをしながら作れる「作り置きボリュームサラダ」。「週末に野菜を多めに切っておき、毎日鶏のささみや豆腐、ゆで卵など好きなタンパク質を足すだけ。ナッツやチーズで食感にバリエーションを加えると飽きずに続きますよ」とのことです。

運動を家事の合間に取り入れる運動習慣

「ジムに行く時間はないけれど、家事の合間に少しずつ体を動かす機会を作りました」とサトコさん。「洗濯物を干す時はつま先立ちで、掃除機をかける時は大きく腰を回すなど、日常動作を少し意識するだけで運動効果が上がります」と教えてくれました。

また、簡単なストレッチも習慣に。「夕食の片付けが終わった後や子供が寝た後、テレビを見ながらでもできるストレッチで体をほぐすと、ストレス解消にもなりますし、質の良い睡眠にもつながる気がします」とのことです。

家族との時間も大切にして無理なく続ける内容に

サトコさんのアプローチの最大の特徴は、家族との生活リズムを崩さず、無理なく続けられるということ。「子どもの行事や夫の帰りが遅い日など、生活は日々変化します。だから、“できる日にできることをする”という気持ちで3ヶ月かけてゆっくり5kg減をめざしました」と振り返ります。

また、体重計の数字に一喜一憂するのではなく、「家事をしていて疲れにくくなった」「子どもと公園で遊んでも息切れしなくなった」など、日常の小さな変化を喜ぶことが継続のモチベーションになったようです。

家事や育児に追われる毎日の中で、複雑なダイエットルールを守り続けるのは至難の業。なので、サトコさんのように家族の生活リズムに合わせながら、シンプルな習慣を無理なく続けることこそが、ストレスフリーで健康的なダイエットの秘訣と言えるでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。<text:beauty news tokyo編集部>

編集部おすすめ