「食べる内容より大切なのは、食べるタイミング」「朝食抜きは太る、夜遅い食事はNG…」などの格言の裏には、忙しい女性に人気の【8時間ダイエット】に通じるものがあります。実際、密かに忙しい女性の間で人気のこのダイエット法は、カロリー計算や食材選びに時間をかけず、ただ「食事する時間」を管理するだけ。

食べたいものを必要以上に我慢しなくてOK、リバウンドの心配も少ないなど、魅力たっぷりです。

8時間ダイエットの3つの魅力

8時間ダイエットは、1日の中で食事をする時間を8時間以内に収めるだけのシンプルなダイエット法。例えば「12時~20時」の間だけ食事をして、残りの16時間は水やお茶以外口にしません。この方法には下記3つの魅力があります。

・シンプルで続けやすい カロリー計算や特別な食材は不要。時間だけ守ればOK!

・ストレスが少ない 8時間内なら好きなものを食べられるので、ストレスをためにくい

・ボディケア効果 16時間の食事なしの時間で体内の余分なものが排出され、肌ツヤアップも

普段の食事内容を極端に変えなくても効果が出せるので、忙しい女性の強い味方なんです。

初めてでも簡単!取り入れ方3ステップ

「いきなり16時間も食べないのは無理…」と思う方も心配無用!最初から完璧をめざさなくて大丈夫です。まずは自分のライフスタイルに合わせて、下記のステップで始めてみましょう。

・ステップ1 夕食後から翌朝食までを「12時間」空けてみましょう。夜8時に夕食を終えたら、翌朝8時まで食事を取らない習慣を作ります

・ステップ2 慣れてきたら夕食後から翌朝食までを「14時間」に延ばします。夕食時間を少し早めるか、朝食を少し遅くするだけでクリアできるでしょう

・ステップ3 理想の8時間枠を決める 「12時~20時」や「11時~19時」など、自分の生活リズムに合った8時間を選んで、夕食後から翌朝食までを「16時間」に延ばします。

食事なしの時間でも水分はたっぷり摂ってください。水、ノンカフェインのお茶、ブラックコーヒーなどがおすすめです。

効果アップの鍵は“時間”の管理にあり

8時間ダイエットの効果アップの鍵は“時間”の管理。

下記3つをルール化しましょう。

・食事のタイミングをなるべく同じに 朝昼夕と毎日同じ時間に食べると体内リズムが整います

・朝食は軽めに 1日の始まりとなる朝食は消化に優しい食事から始めると、お腹への負担が少なく済みます

・最後の食事は就寝3時間前までに 質の良い睡眠のためにも、夕食を就寝3時間前まで、早めに終わらせましょう

8時間ダイエット中であれば、甘いものを我慢せず、食べていい時間内に少量だけ楽しむこともできます。無理な我慢はストレスになるので、小さな楽しみは残しておくのが長続きのコツ。まずは週末だけ、または週に3日だけなど、ぜひ自分のペースで「8時間ダイエット」にトライしてみてくださいね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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