「せっかく染めたのに、すぐ色が抜けてパサついた印象に…」そんな悩みを抱える方は少なくありません。ヘアカラーは、施術後のケア次第で“色持ち”も“髪の美しさ”も大きく変わります。
カラー当日のシャンプーはNG。最初の48時間は「やさしく扱う」ことがカギ
カラー直後の髪はとてもデリケートな状態。最低でも24時間、可能であれば48時間は洗髪を避けるのが理想。
その後の洗い方も重要で、熱すぎるお湯やゴシゴシ洗いは厳禁。ぬるま湯で優しく洗い、指の腹を使って地肌を丁寧に洗うことが色持ちアップの第一歩です。
専用シャンプーやUV対策で色落ちブロック
カラー後の髪には、専用のシャンプーやトリートメントの使用がマスト。とくにアッシュ系やベージュ系など繊細なカラーは、通常のシャンプーだとすぐに褪色してしまう傾向があります。
さらに、紫外線も大きな褪色要因。UVカット成分配合のアイテムや帽子の活用で、日常から髪を守る意識を。ツヤと色味の持続には“紫外線対策”が想像以上に重要です。
熱ダメージは毎日のことだからこそ対策を忘れずに
ドライヤーやアイロンなどの熱も、髪色を一気にくすませる原因に。洗髪後はすぐに乾かすのが基本ですが、その前に忘れてはいけないのが“熱から守るコーティング”。

ヘアオイルやミストをなじませてからドライヤーを使うことで、髪内部の水分蒸発を防ぎ、褪色やパサつきを抑えることができます。とくに毛先はダメージを受けやすいので、念入りにカバーしましょう。
髪色のキレイを長くキープしたいなら、「色落ちは仕方ない」とあきらめる前に、今回紹介した“手間なしケア”を実践してみてくださいね。<text:beauty news tokyo編集部>