「生理前になると甘いものが止まらない」「なんだか体が重いし、むくみやすい…」。そんな不調、実はホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。

特に30代以降は、体のリズムが変わりやすく、ダイエットも思うように進まないことも。でも、毎日の“食べ方”を少し見直すだけで、そのゆらぎにしっかり対応できるんです。そこで今回は、女性の体に寄り添う、ホルモンバランスを整える食習慣を紹介します。

“ゆらぐ時期”こそ、食べて整えるのが正解!

だるさやむくみで「食べたくない…」と思ってしまう時期こそ、栄養をしっかり摂るのが大切。女性のホルモンバランスを支える鉄分、ビタミンB群、マグネシウムなどは、この時期にこそ意識して取りたい栄養素です。レバーや小松菜、納豆、玄米など、身近な食材でOK。カラダにやさしい栄養補給で、内側からリズムを整えましょう。

血糖値の“ゆるやかコントロール”が体をラクにする

ホルモンの乱れは血糖値の急上昇にも影響しがち。だからこそ、下記3つを意識してみてください。

・主食は白米より玄米や雑穀米にする

・「ベジファースト」や「タンパク質ファースト」で食べる順番を意識

・間食はナッツや高カカオチョコなどの低GI食品にチェンジ

この3ステップで、食後のダルさや暴食欲も自然と落ち着いてきます。

“我慢”より“満たす”食べ方で心も体も軽くなる

「甘いものを我慢しなきゃ」ではなく、「足りない栄養を満たそう」という発想にシフトしましょう。実は、体の“食べたい欲求”は、不足している栄養を補おうとするサイン。タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかり摂ることで、自然と過食を防げて、気持ちにも余裕が出てきます。

ホルモンと上手に付き合う食習慣を

ホルモンバランスの乱れは、女性の体と心に大きく影響します。だからこそ、無理に我慢するのではなく、食事でやさしく整えることが大切。毎日の食べ方を少し意識するだけで、不調はぐっとラクになります。自分の心とカラダと上手につき合うために、今日から“整える食習慣”を始めてみましょう。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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