「ダイエットしたいのに、やる気が出ない…」—そんな日は誰にでもあります。でも、それを単なる“甘え”と片づけてしまうのはNG。
やる気ゼロの日こそ、“体をゆるめる運動”を
がっつり運動する気力が湧かないときは、ストレッチや深呼吸だけでも立派な一歩。特におすすめは、広背筋や股関節をゆるめるストレッチです。自律神経にアプローチしながら血流を促し、代謝のスイッチをやさしく入れてくれます。
朝や夜に1~2分だけでも“体を動かす習慣”を取り入れることで、脳内ホルモン(ドーパミン・セロトニン)の分泌も促され、自然とやる気の回復にもつながります。
エネルギー不足はやる気を奪う。「栄養の見直し」で立て直しを
「なんとなくやる気が出ない…」という時は、エネルギー不足や栄養の偏りが関係していることも。特に鉄分・ビタミンB群・たんぱく質など、代謝やホルモンバランス、神経伝達に大きく関わっている栄養素が不足しているのかも知れません。なので、下記の参考にメニューを選んでみましょう。
朝:納豆×卵ごはん 良質なたんぱく質&ビタミンB群を補給
昼:雑穀入りごはん+焼き鮭 鉄分とミネラルを補給
間食:ナッツや高カカオチョコ エネルギーと集中力をサポート
「食べていないのに痩せない…」と感じる人ほど、実は“燃やせる栄養”が足りていないケースは少なくありません。やる気が出ない日は、体の燃料切れを疑ってみるのも1つの手です。
モチベーションが下がったら、“痩せたい理由”を思い出して
モチベーションが落ちているときは、「なぜダイエットしたかったのか?」を改めて思い出してみましょう。痩せたらどんな服が似合うだろう?好きな人に会った時にどんな自分でいたい?――そんな前向きなイメージを思い出すことで、気持ちが自然と整っていくこともあります。
気持ちが動かない時は、“体から整える”が正解
やる気は、気合で生まれるものではなく、「体の状態」から自然と引き出されることが多いもの。だからこそ、気持ちが動かない時こそ、体にアプローチするのが大切。動かない日があっても大丈夫。1日5分のストレッチでも、1品だけ栄養を足す工夫でもOKです。気持ちを責めるより、体を整える。それが、やる気ゼロの日を乗り越える一番シンプルで効果的な方法ですよ。<text:beauty news tokyo編集部>