― 脱・おばさん化のトリセツ Vol.1 ―年齢を重ねると気になり始める、なんとなくの“おばさん感”。その正体のひとつが「くすみ」。
朝の温タオルケアで血色感をチャージ
朝起きたばかりの顔がどんよりして見えるのは、血行不良が原因かもしれません。そんなときは、濡らしたタオルを電子レンジで30秒ほど温めて顔にのせる「温タオルケア」がおすすめ。
目元を中心に顔全体をじんわり温めることで血流が促進され、肌色が明るく見えます。洗顔前に取り入れると、その後の化粧水や美容液の浸透もアップ。たった数分のルーティンで、起き抜けのくすみ印象を一掃できます。
週1回の角質オフで肌の曇りをリセット
くすみの原因は、古い角質が肌表面に蓄積する“溜め込み肌”にもあります。でも毎日スクラブでゴシゴシ洗うのはNG。肌を傷めるリスクもあるため、週1回の“やさしい角質ケア”が正解です。
酵素洗顔やジェルタイプのピーリングは、敏感肌にもおすすめ。肌への摩擦を最小限に抑えながら、ワントーン明るいクリアな肌へ導いてくれます。スキンケアやメイクのノリも格段に良くなりますよ。
インナーケアで内側からもくすみ対策
くすみを本気で改善するなら、体の内側からのケアも欠かせません。
レバーや小松菜、赤身肉などの食材を積極的に摂りながら、ビタミンC豊富な野菜や果物と組み合わせることで吸収率もUP。サプリに頼るより、まずは毎日の食事を見直すことが肌印象改善への近道です。
「なんか疲れて見える…」は、実はくすみが引き起こす“見た目印象の誤差”。だからこそ、小さな習慣の積み重ねで肌の明るさやツヤは取り戻せます。今日からできる“くすみ顔リセット術”、ぜひ試してみてくださいね。<text:ミミ>