「運動が続かない」「ジムに行く時間もお金もない」——そんな悩みを抱えていたのは、在宅ワーク中心になってから体重が増えてしまった会社員・Aさん(36歳)。今回取材したのは、“ただ歩くだけ”というシンプルな習慣で、6kg減量&ウエスト−6cmを達成したAさんの【散歩ダイエット】のリアル。
1日1万歩を目標に。移動手段を“運動”に変えるだけ
Aさんが実践したのは、「とにかく歩く」というシンプルなダイエット法。通勤がなくなり運動量が激減していたことから、「買い物も駅もすべて徒歩」「階段を選ぶ」など、日常の“選択”を変えることで自然と1日1万歩をクリアすることができたと言います。
最初のうちは筋肉痛もあったものの、2週目には歩くことが心地よく感じるように。「朝と夕方、30分ずつ散歩する」など自分に合ったルール作りが習慣化の鍵だったようです。
ジムいらずでも痩せる!代謝が上がりやすい体質に変化
Aさんは、この1日1万歩歩くこと以外に、特別な運動や食事制限はしていません。それでも6kg減量&ウエスト−6cmを達成した背景には、「歩くことよって下半身の大きな筋肉を刺激することで代謝が高まっていったのだと思う」と振り返ります。
さらに「散歩が気分転換になり、間食や深夜のおやつが減った」ことも大きな要因に。“頑張る”ではなく“生活習慣を整える”ことで、脂肪燃焼しやすい体がつくられていったのです。
継続のカギは“好き”を取り入れること
「毎日続けられたのは、音楽とスニーカーのおかげ」と話すAさん。お気に入りのプレイリストを聴きながらの散歩は癒し効果抜群だったそう。また、機能性の高いスニーカーを新調したことで足の疲れも激減し、歩くことがさらに楽しくなったのだとか。また、「疲れている日は30分だけ」と決めていたことも、無理なく続けられたポイントだそうです。
歩くだけで整う。散歩が“日課”になったら、もう成功
Aさんのように、特別なことをしなくても、「歩くだけ」が習慣になれば体は変わります。それに音楽や風景を楽しみながらできる「散歩ダイエット」は、運動が苦手な人にもぴったりでしょう。まずは「毎日じゃなくてもいい」くらいの気持ちで、1日1万歩を目標に自分のペースで歩く習慣を始めてみませんか?<text:beauty news tokyo編集部>