― 脱・おばさん化のトリセツ Vol.5 ―録音された自分の声を聞いて、「あれ?私の声、こんなに低かった?」と違和感を覚えたことはありませんか?実は、声も加齢とともに老化するんです。そこで今回は、声の印象を若々しく保つために取り入れたい【声のエイジングケア】の簡単なやり方を紹介します。

声帯は“使わなければ衰える”筋肉の一種

声帯は、顔や体と同様に筋肉の一種。年齢とともに筋力が衰えてくると、声がかすれたり、トーンが下がったりすることがあります。特に、在宅ワークや一人時間が増えて会話量が減ると、声帯を使う機会も減少し、老け声の進行に拍車をかけることに。若々しい印象を保つには、声帯を意識的に使うことがカギ。日常の中で“声を出す習慣”を取り入れるだけでも、加齢による変化を遅らせることができます。

1日3分の「発声エクササイズ」で印象が変わる

声のエイジングケアにおすすめなのが、発声エクササイズ。「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と、口をしっかり開いて発音するだけで、声帯と表情筋を同時に鍛えることができます。

昔より声が低くなった?“老け声”を防ぐための【声のエイジング...の画像はこちら >>

時間がない人でも、スキンケア中や鏡の前で行えば一石二鳥。滑舌が良くなり、自然と明るくハリのある声に変わっていきます。声に自信が出ると、気持ちまで前向きになるという好循環も生まれます。

声の“うるおい”ケアも忘れずに

声帯が乾燥すると、摩擦が増えてかすれた声になりやすくなります。水分不足や乾燥した環境は、老け声の大敵。日中はこまめに水を飲み、寝る前には加湿器を活用して喉の乾燥を防ぐことが大切です。また、はちみつ入りのお湯やハーブティーでの喉ケアもおすすめ。内側から潤いを保つことで、透明感のある“聞き心地のよい声”をキープすることができます。

声のケアで印象も気分も若々しく

声は顔と同様に第一印象を左右するパーツ。だからこそ、ちょっとした習慣で声にハリやツヤをプラスすることは、年齢に関係なく“若々しさ”を演出する近道です。今日からできる簡単ケアで、“老け声”を防ぎながら、明るく前向きな自分を育てていきましょう。<text:ミミ>

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