【人間関係のトリセツ】何気なく開いたSNS。そこにはキラキラとした笑顔、おしゃれなカフェ、美しい景色……。

誰かの“幸せの瞬間”が次々と流れてきて、気持ちが上がるはずなのに、なぜか心がザワつく。「私だけ取り残されてるかも」「あの子、なんであんなに楽しそうなの?」そんな風に感じたこと、ありませんか?そこで今回は、SNSの波に飲まれそうになったとき、“自分の心を守るコツ”を紹介します。

比べてしまうのは、あなただけじゃない

「比べたくないのに比べてしまう」——それは自然な感情です。SNSは“リアルの切り取り”。楽しい瞬間や美しい景色だけが投稿されやすい場所だから、自分の日常と比べると、なんだか見劣りしてしまうのも無理はありません。でも、それはあなたが弱いからでも、ネガティブだからでもなく、人が本来もっている“比較のクセ”が出てしまっているだけなのです。なので、「比べちゃうのは仕方ないよね」と、自分の心にやさしく声をかけてあげましょう。

“いいね”の数=あなたの価値じゃない

SNSで反応が薄かった投稿や、他人のバズっている投稿を見て、「私の価値ってこれくらい?」と感じてしまうこともありますよね。でも、“いいね”は投稿内容だけでなく、タイミングやアルゴリズム、フォロワーとの関係性など、たくさんの要素に左右されるもの。数字に振り回されて自己肯定感を下げてしま話ないようにしましょう。あなたの魅力は、SNS上のリアクションだけでは測れないのです。

心が揺れるときは、SNSとの距離を見直してみる

SNSを見てつらくなったときは、自分を責めるのではなく「今、心が疲れてるんだな」と認めることが大切。無理に見続けるよりも、ミュート機能や通知オフを使って、少しだけ距離を置いてみて。フォローを外さなくてもいいし、アカウントを消す必要もありません。

一時的であっても“心がざわつかない環境”を自分でつくることが、心の安定につながるんです。

SNSに映る幸せは、その人のほんの一部。誰かと比べて落ち込むより、自分の心の声に耳を傾けてみて。そして、時にはSNSから少し離れて、自分らしく過ごす時間を大切にしていきましょうね。

編集部おすすめ