「お菓子もお酒も毎日の楽しみ。でも、このままじゃ太る…」——そんなジレンマを抱えていたのは、会社員のSさん(39歳)。
置き換えルールでストレスフリーに
Sさんが最初に取り組んだのは“平日のお酒断ち”。毎晩の晩酌が楽しみだったSさんですが、「飲むとつい食べ過ぎる」と気づき、思い切って休肝日を導入。とはいえ完全に断つのではなく、代わりに炭酸水やノンアル飲料を準備。「グラスに注ぐだけで気分は満足」と、思った以上に自然に晩酌習慣を手放せたそうです。
また、おやつも同様に、ドライフルーツや無糖ヨーグルトに置き換え。「口さみしさ」を感じた時の“選択肢”を用意しておくことが無理なく続けられた工夫と言えるでしょう。
体の内側からスッキリ!変化を実感したことがやる気に直結
この習慣を始めて2週間ほどで、Sさんがまず感じたのは「朝のだるさがなくなった」こと。「内臓機能が整ったのか、むくみや胃の不快感が軽減された」そうです。実際、アルコールや砂糖の摂取を控えることで、内臓脂肪が落ちやすくなり、代謝が上がるとも言われています。
そんな変化が「続けたい!」という前向きな気持ちにつながったそうで、最初の1ヶ月で−3kg、最終的には3ヶ月で−8kgを達成できたとのことです。
“買わない・見せない・近づけない”が成功のカギ
このダイエット成功の最大の要因は、「仕組み化と環境づくりだったと思う」とSさん。
・お菓子とお酒は買い置きしないようにする
・冷蔵庫に炭酸水を常備する
・SNSではグルメ系のアカウントのフォローを外して、代わりにダイエットや美容に役立つアカウントをフォローする
と、そんな風に“誘惑のない環境”を整えることで、自然と間食や飲酒の頻度も減っていったそうです。要は「選ばなくて済む」環境をつくることが、ダイエット成功の大きな要因だったと言えるでしょう。
Sさんの事例からわかるのは、ダイエット成功には自分が続けられる“仕組み”や“環境”を整えることが大事ということ。おやつやお酒と少し距離を置くだけで、体も心も軽やかに変わっていくはずです。ダイエットが続かないと悩んでいる人は、Sさんのように“仕組み化”や“環境づくり”から始めてみてくださいね。<text:beauty news tokyo編集部>