「痩せたいのに、やる気が出ない」「ダイエットを始めてもすぐに挫折してしまう…」そんなに風に悩むのは、必ずしも“あなたの意志が弱いから”ではありません。実は、ダイエットは“やる気”ではなく、“仕組み”で続けるもの。

そこで今回は、【仕組み化ダイエット】の考え方と具体的な実践ポイントを紹介します。

「やる気がある日しかできない」状態をなくすには?

人は気分や環境に左右されやすいもの。やる気に頼るダイエットでは、「今日は気分が乗らない」「忙しいから明日でいいか」が積み重なり、いつの間にか挫折ということに…。そこで必要なのが、“自動的に行動できる状態”=仕組み化。例えば、

・スマホアプリで毎日の歩数を可視化する

・水を飲む時間にアラームを設定する

・夜ごはん後は“必ず”ストレッチすることをルールにする

といった感じで、選択の余地を減らして“1日のスケジュールの中にダイエット行動を組み込む”ことで、気分に左右されずに続けやすくなります。

「始めるハードル」を徹底的に下げる

ダイエットが続かない原因の1つが、「やることが多すぎる」「難しすぎる」ということ。完璧をめざして高い目標を掲げるよりも、「1日1分だけ」「甘い飲み物を買わない」など、小さく始めるのが鉄則です。例えば、

・コンビニに行く前に“買うもの”を決めてメモしておく

・食後はすぐ歯を磨く(間食予防)

・エクササイズマットを敷きっぱなしにしておく

など。これらはすべて、“行動を始めやすくする仕掛け”。「やる気ゼロでもできる工夫」が、最短の成功ルートです。

「記録」「可視化」「仲間づくり」もダイエット継続のカギ

習慣化の強い味方になるのが、「見える化」と「仲間の存在」。アプリで体重や食事を記録するだけでも、自然と意識が高まります。また、友達やSNSで“報告アカウント”を作るのもおすすめ。人は“見られている”“誰かに応援されている”と感じると、自然と行動が継続しやすくなるのです。

また、ダイエット行動が習慣化されてくると、「やらなきゃ」ではなく「やらないと気持ち悪い」という状態になり、努力しなくてもダイエット行動をするように。ここまでくれば成功は目前です。

“やる気”だけに頼らず、日常的にダイエット行動が自然と生まれる“仕組み”を整えることこそ、ダイエット継続の本当のコツ。ぜひ今すぐ小さなことでいいので、ダイエットの仕組み化を始めてみませんか?<text:beauty news tokyo編集部>

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